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テーマ:尾瀬大好き(582)
カテゴリ:甲虫
尾瀬にはコブヤハズカミキリが沢山いるの?
ぐんま昆虫の森の夜の観察会の出発待ちをしながら、スタッフの岩さんと話をしていて 先日の夢のようなホタルの一夜の話をしていたら、「尾瀬にはコブヤハズカミキリが沢山いるの?」と聞かれた。 確かに、コブヤハズカミキリが木道を歩いている所を見掛けたことはあるけれど、沢山居るということなのか?返答に迷った。 コブヤハズカミキリは翅が退化して飛べないために行動範囲が極端に狭く、地域性が強い昆虫で、マニアが多い。 たたき網(ビーティングネット)を使って採集するのだが、獲物(コブヤハズカミキリ)が落ちた時は気持ちが良い。 などの話を聞いた。 「でも自然に歩いている姿は見たことがないんですよ」とのことだった。 そんなコブヤハズカミキリに早々出会った。 コブヤハズカミキリ1 posted by (C)あっちゃん6331 こんなに、のろまでは一生に歩く距離も短いだろうし、捕食者から身を守るため、こんな鎧みたいな体なんだろうな。 コブヤハズカミキリ4 posted by (C)あっちゃん6331 顔を見ても目が離れていて、のろまそうだな。 コブヤハズカミキリ2 posted by (C)あっちゃん6331 こちらは苗場山で見掛けた、コブヤハズカミキリ地域性の違いはあるのだろうか? 色が青黒い感じがするな。 コブヤハズカミキリ3 posted by (C)あっちゃん6331 ちょっと気になる甲虫の一つになった。 コブヤハズカミキリ(瘤矢筈髪切) ●学名 : Mesechthistatus binodosus ●目名 : 鞘翅目 ●科名 : カミキリムシ科 ●属名 : コブヤハズカミキリ属 ●名の由来 : 上翅の後端が矢筈に似て、黒い瘤があるから。 ●特性 : ・本州(中部北東部、関東以北、佐渡、粟島、飛島)に分布するカミキリ虫 ・前翅が退化して左右が癒着いており飛ぶことが出来ない。 ・地上を歩くしか移動できないため。地域性が強く、いくつかの種や亜種が存在する。 ・前翅、上部に黒いコブが2つある。 ・ブナ、ミズナラ、コナラ、ウワズミザクラ、ケヤマザクラなどの朽木に寄生する。 ・体長:25mm程度 ・H21.8.15鳩待峠から山の鼻間で撮影。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ ------------------------------------------------------------------------ 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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