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テーマ:尾瀬大好き(581)
カテゴリ:山には花がいっぱい
尾瀬の拠水林で見つけたタマガワホトトギス
わたしのフィールドの、里山で見掛けるホトトギスは 紫色の斑点のヤマジノホトトギスが多く 他のホトトギスはあまり見掛けない 尾瀬の拠水林でタマガワホトトギスを見つけた ホトトギスの花は変わった形状をしている 花弁(花被片)の裏側に距があり此処に蜜を溜めています 花頭の下側に3本の雄しべ、上側に三裂した雌しべがあり 尾瀬の多くの植物と同じように、雄性先熟で自家受粉を防いで マルハナバチに虫媒を依頼しています 日当たりの弱いところに自生する植物のため 尾瀬では拠水林に自生し 竜宮の拠水林で撮影しました。 タマガワホトトギス(玉川杜鵑) ●学名 : Tricyrtis latifolia ●科名 : ユリ科 ●属名 : ホトトギス属 ●名の由来 : 京都井出町の玉川はヤマブキの名所、黄色いホトトギスの色が山吹色から連想され玉川と名付けられ、花びらにある紫色の斑紋がホトトギス(小鳥)の胸の斑紋と似ていることから付けられた。 ●花言葉 : 秘めた思い ●特性 : ・北海道、本州、四国、九州までの広い地域に分布、自生地は限られ深山の渓谷や湿った林の中に自生する多年草。 ・茎の先に散房花序を着ける。 ・ユリ科の植物らしく花は、3枚の外花被片は3枚の内花被片があり、幅が広い内花被片の基部にはコブ状の距があり、蜜がたまっている。 ・雌しべの柱頭は大きく3つに分かれ、その先端はさらに2つに分かれる。 ・雄しべは6本で、3本は3つに別れた雌しべの柱頭の下に、3本はその間にあって、先端は下向きに湾曲している。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ ----------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 『あなたに、まだ、見せてない風景があります』嬬恋村インタープリター会 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.09 11:08:55
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