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テーマ:尾瀬大好き(581)
カテゴリ:山には花がいっぱい
大形の蝶でなくては受粉出来ない花なのに
尾瀬に咲く、ニッコウキスゲやクルマユリ、コオニユリなどのユリ科の植物は 花の大きさに合った、アゲハ蝶の仲間や、アサギマダラなどが給蜜に来ないと 受粉のチャンスがないはずなのだけれど、なかなかその瞬間を見ることができない おそらく尾瀬ヶ原の中で繁殖しているキアゲハが主体で虫媒を行っているのだろう 蝶の翅は、燐粉で水や汚れを弾いているが ユリ科の花粉はベタベタ粘りがあって翅にくっ付いて運ばれる こんな小さな昆虫では、受粉の手助けは出来ないけれど ブローチみたいで可愛い 何時かコオニユリにキアゲハが給蜜している姿を撮影してみたいものだ コオニユリ(小鬼百合) ●学名 : Lilium leichtlinii var. tigrinum ●科名 : ユリ科 ●属名 : ユリ属 ●花言葉 : 不明 ●名の由来 : 赤橙色の花が鬼の顔を連想される鬼ユリ、小さい鬼ユリという意味で。 ●特性 :・北海道から九州まで広く分布し、山地の草原に自生する多年草。 ・花は赤橙色で濃紫点があり、下向きに咲く、花びらは強く反転する。 ・茎の上部で枝分かれして花を数個つけるがオニユリより花数は少ない。 ・オニユリは、元来、東日本には自生せず、ムカゴから数年で食用鱗茎に育つことから、中国から食用百合として渡来、作物の凶作、飢餓の備えとして農家の庭先や畑脇に植えられたものが自生したと言われている。 ・コオニユリは、葉脇にムカゴは付かない。 ・オニユリと比較すると葉は細く密生する。 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ ---------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 『あなたに、まだ、見せてない風景があります』嬬恋村インタープリター会 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.22 05:40:29
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