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テーマ:日々自然観察(10111)
カテゴリ:山には花がいっぱい
花を愛でる心 と 守れないマナー
赤城山の南麓 富士見村沼の窪 ザゼンソウ群生地を覗いてきました。 駐車場に車を止めて、車から降りるとザゼンソウ特有の臭気が漂い、咲いているなと直ぐに分かる。 此処にザゼンソウを見に来ている人でこの臭い香りがザゼンソウの花から発せられていると気付く人はすくないだろう。 既にザゼンソウは沢山咲いていますが 雄蕊を突き出して花粉を出しているころが一番臭うのだろう。 でも、この頃の花を観察するのが本当のザゼンソウの花の本当の姿が良く分かります。 雪解けのこの頃に花を開き、悪臭を発して ハエなどの昆虫を呼び、虫媒を進めますが 葯から大量に花粉を出して自家受粉も進めているのでしょう。 遠くの4人連れのグループを見ていると 木道から降りて何かを物色中 花が好きなら、周りの環境に気を配れるはずなのですが 花を愛でる心 と 人が見ていない所でマナーを守れない心が、同居している人が多いようです。 お互いに気を付けましょうね。 ザゼンソウ(座禅草) ●学名 : Symplocarpus foetidus Salisb ●科名 : サトイモ科 ●属名 : ザゼンソウ属 ●名の由来 :花が僧侶が坐禅を組む姿に似ているためこう呼ばれる。 ●花言葉 : 忍耐力 ●特性 :・北海道、本州中部以北の山地や湿地などに育成する多年草。 ・花期は1月下旬から3月上旬。 ・花弁のように見える暗褐色の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる。 ・花は中心にある棍棒状のもので、花弁のない花の集まりで肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる。 ・開花する際に肉穂花序で発熱が起こり温度が約25℃まで上がり、周囲の氷雪を溶かし、いち早く開花する。また肉穂花序から悪臭を放つ、これはこの時期の少ない昆虫を独占し、受粉確率を上げるザゼンソウの戦略だが、昆虫の少ない時期なので種子の結実率は低い。 ---------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 『あなたに、まだ、見せてない風景があります』嬬恋村インタープリター会 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ 身近な自然の中で生きものを見つけ、その体験を通して生命の大切さに気づき、豊かな感性を育む・・・ 私たち「赤城姫を愛する集まり」は、この貴重なヒメギフチョウがいつまでも赤城山に舞い続けられる事を願う者の集まりです このブログのホームに戻る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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