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カテゴリ:アメリカ生活
今日は、マークが「君にフロリダにある日本庭園を見せてあげる!」と、家の近所 にあるMorikami Museum and Japanese Gardensへ連れて行ってくれました。 こんな常夏のフロリダに日本庭園がと思ったのですが、広大な土地に美しい庭園と日系移民についての博物館あり、とても驚きました!自分がアメリカにいることを忘れて、まるで日本にいるような気持ちになってしまいました
大きな池には、非常に大きな美しい鯉や亀たちが。「アメリカは、鯉までアメリカン・サイズなのね」と思いましたなぜか、すっぽんまで泳いでおりましたそして、フロリダらしいな~!と思ったのは、「池にワニいる危険性があるので、泳がないで下さい。」という注意書きを発見日本庭園の池で泳ぐ人は、あまりいないと思うのですが・・・。(笑) そして日系移民についての、森上博物館を見学してみました。なんと、この広大な日本庭園と博物館は、日系移民1世の森上さんがフロリダに寄付したものだったのです 1904年に、日本からフロリダへ農地開拓移民として、アメリカン・ドリームを持って渡米して来た森上さん。荒地にパイナップル畑を耕し、新天地で家族を築き、第二次世界大戦などで日系人として酷い扱いを受けながらも、最後にはアメリカの市民権を獲得したそうです。
他界する前に、第二の故郷であるフロリダに、アメリカと日本の架け橋になりたいと自分が所有していた広大な土地を寄付し、この日本庭園と博物館を創設して、フロリダの地に骨を埋めたのです。日本庭園にひっそりと彼のお墓がありました。私は、日系一世の彼の歴史を読んだ時、感動して思わず涙がこぼれそうになりましたそして、近くには彼の名前の"Morikami Road"と"Yamato Street"という通りがあります。 私もアメリカへ渡って来るときに、夢を抱いてやって来ました同じ移民でも、森上さんは100年以上前に19歳の若さで単身渡米。命をかけて、何ヶ月もかけでやって来たと思います。知り合いも家族もいないアメリカで、荒地を耕すところからのスタート。時々、ハリケーンに家や農地を破壊されたそうですきっと日系一世の人たちは、私が想像する以上の苦労と努力をしたのだと思います。 私は、マークという旦那がいつも側にいて助けてくれる。自分は、森上さんと比べたらずっと甘くて、なんて恵まれた時代に生まれたのだろう。 私もいつか将来、森上さんの様に日本とアメリカの架け橋になれるような人になりたいと思いました。マーク、素敵な場所に連れて行ってくれて、本当にありがとう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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