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カテゴリ:アメリカ生活
昨日は、近所のBoca RatonにあるFlorida Atlantic Universityで、共和党の大統領候補者討論会がありました! 共和党の候補者はこちら左から、前N.Y.市長のRudy Giuliani氏、元医師で下院議員のRon Paul氏、元牧師で前アーカンソー州知事のMike Huckabee氏。
続いて、イケ面の前マサチューセッツ州知事でモルモン教徒のMitt Romney氏と、元海軍航空仕官でベトナム戦争に従軍した上院議員のJohn McCain氏。
大統領予備選挙に向けて、アメリカ経済や税金、銃規制、地球温暖化の環境問題、健康保険、教育、同性同士の結婚権利、中絶問題、イラクやアフガニスタンの米軍駐留などについて、約1時間半の熱いバトルが繰り広げられました ちなみにマークは、米軍のイラクからの早期撤退を訴えるRon Paul氏を支持しているそうです。残念ながら、私はアメリカ国籍ではないので、選挙権はありません個人的に、同じ女性として活躍する民主党のHilary Clinton氏を思わず応援してしまいます。でもアメリカでは、彼女に対する好き嫌いがとてもハッキリしているようです。 今、とても注目されているのは、民主党の前ファースト・レディーで上院議員のHillary Clinton氏と、黒人の候補者で上院議員のBrack Obama氏ですね。もしどちらかが当選すれば、アメリカで初めての女性の大統領か黒人の大統領が誕生するので、大変注目を集めています
先日も、民主党の討論会でヒラリーさんとオバマ氏が、お互いに「あんたは、発言と行動が伴っていない!」というような、相手を打ち負かしてしまう討論をしていました。そのニュースを見ていて、アメリカ人の女性は本当に自信たっぷりで、気が強いな~もし私が男性だったら、いくら綺麗でもあまり奥さんには選びたくないかも・・・と思いました。夫であり、前大統領のクリントン氏とモニカ・ルインスキーのスキャンダル問題を乗り越えたヒラリーさん、さすが強い女性ですね。 私とマークはクリスチャンで、同性同士の結婚や中絶には反対など・・・考え方がとても似ていると思っていたのですが、「銃規制」の話になると、意見が全く逆なのです。 毎年アメリカでは、学校やショッピング・モールなどで銃の乱射事件が起こっているので、私は銃規制賛成派なのです。ところが、マークは「アメリカでは『国民の銃を所持する権利を犯してはならない』という法律があるんだ。」と銃規制に対する反対派。アメリカ開拓時代からの歴史で、「自分の身は自分で守る。」という意見を曲げない頑固なマーク そう言えば、大学の社会学で銃規制について話し合った時に、アメリカ人のクラス・メートが「人を殺すのは人であって、銃ではない。」という全米ライフル協会のモットーを引用していました。私は、「は~」と思ったのですが、彼の発言に賛同する多くのアメリカ人を見たときは、本当にカルチャー・ショックを感じましたその時は大学1年生だったので、まだアメリカ人に対抗できる英語力がなくて、とても悔しかったのを覚えています。 イラクやアフガニスタンへ米軍を派遣し、自国を「世界の警察」と豪言する今のアメリカ。イラク戦争が始まってから、米軍の死者が5,500人を超えたと聞きました。いつかマークが戦場へ派遣される可能性もあります。 来週はフロリダ州の大統領予備選挙とSuper Tuesday、今年の11月にはいよいよ大統領選挙があります。世界の平和を願わずにはいられません。そして新しい大統領が、アメリカを良い方向へ変えていって欲しいと願っています。
今日の聖句 あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配して下さる。主は決して、正しい者が揺るがされるようにはなさらない。 (詩編55章22節) Cast your cares on the LORD and he will sustain you; he will never let the righteous fall. (PSALM 55:22)
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