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カテゴリ:アメリカ生活
アメリカのスーパーに行くとよく、"Paper or plastic?" 「紙袋とビニール袋のどちらがいいですか?」と聞かれます。買った物を小別けにして入れてくれるので、袋の量がすごいのです!気が付くと、家の台所がスーパーの袋だらけになってしまい、「これではいかん」と危機感を感じていました アメリカは先進国なのに、リサイクルはドイツや日本と比べると大変遅れているのです。私が住んでいる地域では、ゴミの分別が下記の3種類だけです。(地方自治体によります。) 1.生活ゴミ 2.紙(新聞紙や雑誌など) 3.ペットボトル、空き缶、空き瓶 「プラスチック類はどこに捨てればいいの?」は聞くと、生活ゴミと一緒に捨てて問題ないそうなのです。日本でゴミをこまめに分別していた私としては、捨てるときに抵抗感というか罪悪感を感じてしまいます マークはゴミの分別にとても無頓着で、空き缶なども生活ゴミと一緒に無意識に捨ててしまうので、私は思わず小姑のように口煩く注意してしまいますアメリカ人は、日本人と比べると、エコロジーに対して意識がとても低いような気がします。 家やお店、レストランなど建物の中はいつも冷房がガンガン効いていて、私はいつも「寒いよ~!」と震えています室内は冷蔵庫のような寒さなのに、アメリカ人はとても快適そう。皮膚の厚さが違うのでしょうか?それとも肉の厚さなのか日本のクール・ビズを見習って欲しいものです 昨日、テレビでCNNニュースを見ていたら"Whole Foods Market"というアメリカのオーガニックのスーパーが、"Bring your own bag!"と言って、日本のように自分で持参した袋を使えば、5セント返金するシステムを始めたと言っていました。「おおこれは画期的だわ」
ペットボトルをリサイクルして作った"Better Bag"を99セントで販売もしているそうです Whole Foods Marketで買い物していたアメリカ人も"Maybe this is a small step, but a good idea!" 「小さな一歩かもしれないけれど、とても良い考えだね!」と言っていました。もっとリサイクルに関心を持つアメリカ人が増えればいいな~と思いました 環境問題よりも利益優先の為に、京都議定書のサインを拒否するアメリカ。去年、日本でアル・ゴア元副大統領が製作したドキュメンタリー映画「不都合な真実」を見たとき、私はとても衝撃を受けましたこの映画は、アカデミー賞でドキュメンタリー賞を受賞し、私たちの心に力強く訴えかけてくるメッセージを持った素晴らしい映画だと思います 地球は人類にとって、ただひとつの故郷。その地球が、今、最大の危機に瀕している。キリマンジャロの雪は解け、北極の氷は薄くなり、各地にハリケーンや台風などの災害がもたらされる、こうした異変はすべて地球の温暖化が原因といわれる。年々、上がり続ける気温のせいで、地球体系が激変し、植物や動物たちは絶滅の危機にさらされる・・・傷ついた地球を救うため、一体、今の私たちに何ができるのだろう? (HPより引用) この映画を見て、私は地球温暖化について考えるようになりました。アメリカは世界でとても影響力のある国。つい最近まで、オーストラリアも京都議定書のサインを拒否していましたが、政権の交代により国の考えが変わりました。アメリカも利益ばかり追求しないで、地球温暖化を考える、本当の意味でリーダー的な国になって欲しいと願っています。 フロリダの美しい海と空を見ていると、未来の子供達の為にも、この美しい地球をこれからもずっと残してあげられたらと思います
今日の聖句 神が造られた物はみな良い物で、感謝して受けるとき、捨てるべき物は何一つありません。 (第一テモテ4章4節) For everything God created is good, and nothing is to be rejected if it is received with thanksgiving. (I Timothy 4 : 4)
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