|
テーマ:読んでみたい本(2)
カテゴリ:読書
今日の読売の夕刊に、市川團十郎の著書「團十郎の歌舞伎案内 」が好評と書かれていた。自身が小学校から高校まで過ごした青山学院の大学の客員教授として招かれ、「歌舞伎の伝統と美学」という講義録が出版されたものだ。 研究者というより実際歌舞伎を演じる役者さんが内側から、歌舞伎を語るのは、大変興味深い。新聞にも紹介されているが、関東と上方の出し物の違いが関が原の戦いの勝ち負けによるという説など、読んでみたくなる。勝った関東は英雄を重視した内容が好まれ、負けた上方では、男女の機微などを扱う和事が好まれたとある。 最近では上方の内容も上演されるので、関東でも見ることも出来るが、そんな違いがあったのかと思う。他にも役者さんならではの視点が詰まっているらしい。読んでみたい。 團十郎の歌舞伎案内 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|