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カテゴリ:緊急系ボランティア
ここ2~3日、昼間の暑さが戻ってきたなあと思っていたら
山形の中学校の運動会で20人が熱中症や脱水症状で倒れた との事。 毎年同じような事故が繰り返される。 先週2回行った救急法の講習でも、熱中症の予防について しっかりと触れたが、熱中症は人災。 厳しく言えば「無知」が引き起こす事故です。 主催者や指導者が知識をもって予防措置を取っていれば 100%とはいかないが相当な確立で防ぐことが出来る。 今回は、比較的軽く済んだかもしれないが、一歩間違えば 最後は死に至らしめる重大な事故(病気ではない)。 主催者の皆さん、この時期にそもそも運動会は不適です。 あえて行うなら、午前と午後に20分くらいの休憩と、 競技中以外にいつでも水分補給が出来るように準備をして おくべきです。そして主催者の責任において常に参加者の 体調に気を配らなくてはなりません。 そして、気温や湿度によっては中断や中止をする勇気を 持つべきです。 命を懸けてまで行わなければならない運動会や部活が ありますか? スポーツは、基礎的なトレーニングや、競技の練習にしても また、それを支えるメンタルな部分の強化も、科学的な根拠 や理論に基づいて科学的に行われるべきであって、どうも この国では、頻発する暴力問題といい、精神主義的な面ばかり 強調されているように思えてなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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