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カテゴリ:緊急系ボランティア
昨夜、23時前に火災発生のサイレンが鳴り渡った。
ちょうど防火衣の前にいたので、それを羽織り、 消防長を履いて消防車庫へ走る。 サイレンから1分後には4人揃ったので出場。 現場は車で5分くらいのところだがその方向は すでに空が赤くなっていた。 「これはやばい!」 一番に現着。 建物から200mくらいの防火水槽から取水する。 いつものようにカンソウ(水を出す先っぽ)をかついで 現場まで走る。 積雪の田んぼにはまったり小川を飛び越えたり水利から 建物まで高低差があるのできつい。 途中、家人とおぼしき人が近所のひとに抱えられて逃げてきた。 要救助者を確認すると独居老人宅で誰もいないとの事。一安心。 50坪ほどある大きな家は既に大きな炎に包まれていた。 まさに一番最初の放水を開始。 建物から10mくらいのところから放水してたが 防火衣と消火活動用グローブに守られたところ以外が熱い。 特に顏は我慢できないくらい。 それでも、江戸時代みたいに消防団のハッピしか着ていない やつよりはだいぶマシだ。 はじめの5分くらいはほんとに自分だけが放水してたが 徐々に増えてきて3線くらい出していても一向に火勢がよわまる 気配が無く、母屋の大屋根が焼け落ちた。 現場は少し高い所にあり近くに自然水利がないので 2ヶ所の防火水槽を使っていたが給水が追いつかず 1時間くらいしたらとうとう防火水槽がカラになってしまった。 つづきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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