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カテゴリ:病気と共に生きる
今朝もまた10時30分にしか起きられなかった。
頑張って早く起きても辛くてもう一度寝てしまうので 最近はあまり気にしないようにしている。 朝食を済ませて、洗顔をしてタオルで顔を拭いている時 「ピン ポーン」とチャイムが鳴った。友人だった。 「ちょっと待ってねー」と言って、急いで口紅だけを塗って サングラス(目がはれていたので)をかけて出て行った。 彼女は明るい雰囲気で庭の大きな紅葉の下のベンチに腰掛けて待っていってくれた。 今は躁なんだとすぐにわかった。 私が横に座るとすぐに元気な声で話し出した。 「今ね、近くのギャラリーでお手伝いしてるの」と言う。 地方紙だが、昨日取材に来た新聞の記事をコピーして 持って来てくれたのだ。 今、開催されている作品の展示が終わったら、次は彼女の 趣味である日本画の個展をするそうだ。 彼女は私が知っている限りでも20年は躁鬱と戦っている。と言うよりは共生していると言った方が当たっている。 私は薬を飲むことを勧めるのだが、彼女はいつも診てもらっている内科医が出せる範囲の薬しか飲まない。 なかなか頑固である。 鬱に入ると全く顔をみせてくれなくなるので、 あー、今は鬱なんだとすぐわかる。 一年か一年半ぐらい経つとまた元気な顔で寄ってくれる。 そういう時の元気さには圧倒される。 私は「単層うつ」つまり鬱だけなので、体調の良い時は普通 の状態で悪くなると気弱になって不安になる。 元気で活躍する彼女と話していてエネルギーがあるっていい なーと思った。 しかし、「単層うつ」も辛いが、「躁鬱」の強い波にもまれるのも大変なものなのだろうと思う。 体調が良かったら彼女の個展を見に行こう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/05/28 02:02:06 AM
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