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2005年11月09日
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カテゴリ:日常生活
暴動の起こっている地区の移民の親たちのインタビュー記事
http://news.tf1.fr/news/france/0,,3261514,00.html

「躾の問題だ」と答えている人が多いが、中でも印象に残ったのは「フランスでは躾ができない」「警察は躾ぐらい自由にさせてくれ」論。

"bled"つまり、アルジェリアやチュニジアなどのにある自分たちの故郷に、夏休み中子どもを連れ帰ると、そこでは遠慮なく躾ができる。夕食の時間までに帰ってこなければ父親がスリッパでビシビシとお仕置きだ。

だが、フランスだと、子が馬鹿
なことをしたからといって父親が殴ったりすれば、フランス人としての自分の権利をよく知っている子どもはすぐ訴えに行く。
だからフランスではそれが怖くて父親たちは躾ができない。フランスでは子どもが甘やかされすぎて、働く気もない
(by アブデルさん)
…と、そういうことだ。

とりあえず「殴るのだけが躾じゃないでしょ」と突っ込みつつ、ふと、私の中学高校の同級生の話を思い出した。

彼女は大学卒業後、教員として母校に戻っていったわけだが、
その彼女によると、叱られれば「申しわけございませんでした」と素直に反省文を書いていた私たちの時代と違い、最近の子は叱られると「子どもの権利条約」を引き合いに出して朗々と抗議したりするそうだ。
子ども達が段々生意気になっているのはどこの国でも同じらしい。

話を元に戻すと

アブデルさんは更に「フランスは女が強すぎるせいで父親の権威が失墜してるから躾ができない」等、躾の出来ないのをフランス社会のせいにしてみる一方で、サルコジが「社会の屑racailles」を「一掃nettoyer」するという言い方をしたことについては、「問題なし」と見ている。「それは団地のガキども自身がつくって使ってる言葉。サ
ルコジはそれをそのまま使ったわけで他意はないだろうし、行動派だし。」とサルコジ擁護派。






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最終更新日  2005年11月10日 04時22分55秒
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