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カテゴリ:日常生活
暴動が起こっている郊外各地区で、夜間外出禁止令(未成年の単独外出が対象なようですが)が発令されたというニュースを読んだ時、真っ先に思ったのは「夜になる前にパリに移動してきて、夜になったらパリで暴れるのでは?」ということだった。
案の定、インターネットやSMS(携帯用テキストメッセージ)で「パリに集結しよう」と呼びかけあっている方々がいらっしゃるのを、警察が把握、本日、パリ市内でもエンジン用燃料の容器での小売り販売が(つまり車に直接入れるのではなく瓶だの容器だのに入れての販売ということだと思いますが)、未成年成年にかかわらず、禁止になった。スーパーや薬局などで売っている燃料系液体についても、同様の要請が出されてるらしい。 フランスのスーパーは日本のスーパーのように店員さんが空になった手前のほうの棚にこまめに商品を並べ直したりしないので、商品が購入されて減ってるかどうかが一目瞭然。昨日行ったスーパーで、全然減ってないホワイトガソリンの棚を見て、「これを暴徒が買ったりしないのかしらん?」などと思ったが、今日見に行けば、あのホワイトガソリンは撤去されて空になっているのだろうか? 郊外の暴動は下火になっているとは報道されているが、一方で、各地の「郊外の若者」(フランス語でこの言い方をした場合にはほぼ間違いなく荒れた郊外の低所得者住宅に住む移民系若者…そのなかでもとくに非行系青少年のことを集合的に指している) を刺激しないように報道規制も行われているだろうし、どこまで本当かわからない、と、猜疑心が深く悲観主義者の私は思うのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月10日 22時32分25秒
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