403847 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

CANADAひねもす日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

Emi263

Emi263

Recent Posts

Category

Archives

2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月

Calendar

Freepage List

Headline News

2006年11月03日
XML
カテゴリ:美術館めぐり/ART

昨日は夫も休みだったので
二人の好きなブリューゲルの作品を鑑賞しに
「ベルギー王立美術館展」へ。


目玉はもちろん、ピーテル・ブリューゲル(父)作と
いわれる『イカロスの墜落』


彼の作品は40点ほどしか現存していないんですってね。
この作品が本当に彼の手によるものなのかは
いまだに議論が交わされているけれど、
どこか滑稽さがある中に教訓やらが
織り込まれている点は他の作品と共通するから
ブリューゲル作と思いたい 笑。


題名からすればイカロスの墜落場面が
メインに描かれていそうだけれど
そうじゃ~ありません。


画面の右端に、しかも、
もがく足しか描かれていないのです。わはは。


おまけに農夫、羊飼い、漁師の誰ひとりとして
イカロスの墜落に気づいていないor無視しているのです。


これを読み解くと「各人は自分の仕事に集中してる」
つまり自分のなすべきこと「自然の法則」に
従うべきという「ストア派」の思想を表現しているんですね。


オーディオガイドでは「死は身近にあるもので
それを忘れるなというメッセージでしょう」などと
言っていましたね。


ブリューゲルは農民の生活や四季を描いていて
登場人物も多く、「細部を楽しめる」画家です。
その面白さは参考作品として展示されていた
『鳥罠のある冬景色』などでわかるはず。


他の作品についても書きたいけれど
長くなりそうなのでやめます。
100点を越える作品は初期フランドル絵画から
現代のシュールリアリズムまでと幅広く、
見応えありですよ~。



余談。。
私たち夫婦はどちらも展覧会などでは
メモを取りつつ鑑賞するタイプ。
この日、ペンを忘れた夫。私のペンを交互に
使いながらの鑑賞でイライラしたわっ。


パワーが余ったら「ダリ回顧展」も!と
思ったけれど、足が棒のようでギブアップ。
美術館のはしごは一日がかり&体力がいるわね。。



★「ベルギー王立美術館展」
国立西洋美術館(上野)
12月10日まで。

※西洋美術館のコレクションはすんごいです。
常設展も見逃せません。





昨日はパトの日記を読み返して涙&鼻水。
みなさんからのコメントを読んで涙&鼻水。
今日は2年前と同じ美しい秋晴れです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年11月03日 13時20分30秒
コメント(10) | コメントを書く
[美術館めぐり/ART] カテゴリの最新記事


Comments

Emi263@ Re:お久しぶりです。(10/23) Sakiさん 本当にお久しぶりです〜、この…
Saki@ お久しぶりです。 び、びっくりしたー。rss登録してあったの…
♪ふぃんふぃん♪@ Re:テレビの生番組に出演~!(11/05) いいお仕事してるじゃないの~。私もがん…
ほしのきらり。@ ご活躍ですね(^0^)お久しぶり♪ 日本で展覧会があったら行きます・・・連…
Jin&Masa@ 凱旋帰国ね! うふふ、いらっしゃらない間、Jinが日本を…
ガンスケくまこ@ Re:2年半ぶりの日本(07/25) 長旅、お疲れ様でした。 久しぶりの日本…
ほしのきらり。@ お疲れです(^0^) 無事の帰郷おつかれさまです~東京の空気…

Favorite Blog

大相撲 千秋楽 優… New! ほしのきらり。さん

ガトーショコラと舟… New! M-65さん

贅沢な昼寝 らむ5262さん
CANADIANA LIVING ミミシスさん
まぁ♪うー♪楽しい厨… うみはらおやまさん
リュックサッカー Sa… Salaamさん
COCOの子育て奮… COCO~☆さん
♪♪Vienna Diary♪♪  ☆Ai ☆さん
ことこと@チェンマ… Tui☆さん
ももも。のおスイス… ももも。さん

© Rakuten Group, Inc.
X