|
テーマ:最近観た映画。(40093)
カテゴリ:映画
主演スーザン・サランドン、その他ペネロペクルス、ロビンウィリアムズなど豪華な出演陣。
タイトルのNOELはクリスマスを意味する。 ニューヨークで心に寂しさを抱え込んでいる人たちが、クリスマスの日に不思議に絡み合って、新しい自分を見つける。 スーザンの仕事と母の看病だけで日々を過ごし、クリスマスに一緒に過ごす人のいない独身キャリアウーマン。母は自分が誰なのかも分からない、娘のことも分からない、コミュニケーションのできない状態。 一見オムニバス風の展開はラブ・アクチュアリーと似ているのだが、ストーリーはより絞り込まれていて、あんなにぎゅうぎゅう詰めではない。一番違うのは、スピリチュアルな要素が加わっていること。 登場人物同様、観ている観客の側も心の内側で何かが生まれ変わるのではないだろうか。 観終わってから、心の芯からじんわりとやさしい穏やかな気持ちがやってくる。今までそこにあるとは気がついていなかった心のひび割れ、心の穴を優しく埋めて包んでくれる。 人と人のつながりの大切さと、自分自身を信じたい気持ちにさせてくれる。 特典映像によると、9.11以降ニューヨークの人々は、以前よりより深くお互いを知り合い、語り合うようになり、またこの映画のように人の心を優しく包むような作品を必要としているということだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.13 23:36:39
[映画] カテゴリの最新記事
|
|