私の居場所

[映画] カテゴリの記事

全48件 (48件中 1-48件目)

1

• キンキーブーツ

  kinky 形１　いやらしい、異常な、変態の、性的に倒錯した スペースアルク英辞郎より イギリスの地方都市で代々続く紳士靴工場が経営の危機に瀕していた。 誇り高き職人技で一生もつという靴を長年製造してきたのだが、安い輸入物に押されてしまったのだ。 生き残りをかけて目をつけたニッチな新市場。それは、いかつい男性のガタイを支えるため、ハイヒールをすぐに履きつぶしてしまうというドラッグクイーン（おかまさん）達だった。 彼らのニーズに合うセクシーなロングブーツの開発を始める。 （聞いた話では、Drag queenっというのは、ドレスの裾をひきずって歩く（＝drag)ところからこの呼び名ができたらしい） 伝統的な職人工場とロンドンのショーパブで華やかに生きるドラッグクイーン達の組み合わせが、ムズムズするような面白さがある。 二人の対照的な主役の演技もすごく良い。特にドラッグクイーン役の人は完璧。 実話を元にしたというこの作品は、フルモンティやカレンダーガールズと同じ系列になるのかもしれない。 それにしても、イギリス人っておもしろいなあ。 じっくりと心があたたまる、でもおかしさがあるよね。

  2007.03.04

• NOELノエル　星降る夜の奇跡(映画）

  主演スーザン・サランドン、その他ペネロペクルス、ロビンウィリアムズなど豪華な出演陣。　タイトルのNOELはクリスマスを意味する。ニューヨークで心に寂しさを抱え込んでいる人たちが、クリスマスの日に不思議に絡み合って、新しい自分を見つける。スーザンの仕事と母の看病だけで日々を過ごし、クリスマスに一緒に過ごす人のいない独身キャリアウーマン。母は自分が誰なのかも分からない、娘のことも分からない、コミュニケーションのできない状態。一見オムニバス風の展開はラブ・アクチュアリーと似ているのだが、ストーリーはより絞り込まれていて、あんなにぎゅうぎゅう詰めではない。一番違うのは、スピリチュアルな要素が加わっていること。登場人物同様、観ている観客の側も心の内側で何かが生まれ変わるのではないだろうか。観終わってから、心の芯からじんわりとやさしい穏やかな気持ちがやってくる。今までそこにあるとは気がついていなかった心のひび割れ、心の穴を優しく埋めて包んでくれる。人と人のつながりの大切さと、自分自身を信じたい気持ちにさせてくれる。特典映像によると、9.11以降ニューヨークの人々は、以前よりより深くお互いを知り合い、語り合うようになり、またこの映画のように人の心を優しく包むような作品を必要としているということだ。

  2007.02.13

• Ｇガール（映画）

  ユマ・サーマン主演。飛行機の中で見た。ユマ・サーマンといえばキルビルのイメージが強く、このぶっとびラブコメの主役が彼女とは最初気がつかなかった。衣装等からスーパーマンを思わせるのだが、そこは女の子、恋の悩み・恋愛バトルにも全力投球。楽しい作品。彼女は背が高くて手足長いから、空飛んでも怪力でも様になる。いろんな役をこなせる人なんだなあ。今後も楽しみ。

  2007.02.12

• プルーフ・オブ・マイ・ライフ（映画）

  グウィネス・パルトロワ主演。グウィネスの父親役はアンソニー・ホプキンズ。天才数学者の父を持つグウィネス。彼女は、父から数学の天分を譲り受けていたが、非常に不安定な精神の持ち主でもあり、なかなか周囲の人たちのうまくやっていけない。父の面倒を見るため、数学を学んでいた大学を中退し、二人で暮らしていた。タイトルの原文は"proof"。証拠という意味だけど、数学の「証明」もこの言葉を使う。映画の中では、証明といういう意味でproofという言葉が何度も飛び交う。一方日本語名は、私が生きている証、という意味。どっちもこの映画を表す言葉です。グウィネスもアンソニーホプキンズもよかった。グウィネスには珍しい（？）、複雑な役だったが、見事に演じていたと思う。ますます好きになってしまった。しかしラストのあっけなさに唖然・・。話の展開にもうちょっと深みがほしかった。

  2007.02.08

• 赤ちゃんの復讐（映画）

  鬼のようにバリバリとハードに仕事をこなす超リッチなビジネスマンに、第一子誕生。子煩悩振りを発揮するのだが、この赤ちゃんはタダの赤ちゃんではなかった。この赤ちゃんが生まれる直前に、彼に恨みを抱いて死んでいった男がいた。その男の魂が宿っていたのだ。赤ちゃんの地位を利用して、パパへのあらゆる嫌がらせを開始する。夜鳴きしてパパを寝かさない、ミルクを吐き出してぶっかけるナドナド。おもしろかったけれど、赤ちゃんが主役だからといってファミリー向けの作品ではないのは確かですね。昔アメリカのコメディ映画で、ベイビートークというのがあったが、それをフランス式に毒気を注入した感じでした。おしゃれなオフィスビルやエッフェル塔が面前に見える自宅など、フランス映画ならではの見所もあります。

  2007.02.06

• エターナルサンシャイン(映画）

  ケイト・ウィンスレットが好きなので借りてみました。ジム・キャリーとのカップリングが意外な組み合わせ。パッケージの説明で、「記憶の一部を消去しようとするが・・」というところがおもしろそう。ケイト・ウィンスレットはあいかわらず美しかった・・、けどすごいファッションでした。ラブコメだと思ってたんですが、ちょっと違いました。ラブストーリーには違いない。ＳＦラブストーリー？出だしが暗めだったので、ハズレを引いたかと思いましたが、だんだんと引き込まれてハラハラしちまいました。前半はよく分からない展開だったのですが、後半は結構笑ったようなきもします。コメディの要素も少しはありますね、そういえば。結論：人間って、成長しない限りは、そう簡単に変われるもんじゃないなって思いました。やっぱり成長が大切なんですね。失敗もまた成長のための貴重な経験なんでしょう。

  2007.02.02

• カサノバ(映画）

  これは何通りにも楽しめる作品です。・ラブコメとして・時代劇として・ベネチアの風景を楽しむ・音楽がよいラブコメといっても、よくあるドタバタした感じではありません。会話や表情が洗練されているといいますか、大人のラブコメという感じです。爆笑というより、クックックッと笑ってしまう箇所が随所にちりばめられています。この映画の監督は、あのチョコレートの監督と同じ人らしい。なるほど。イタリア好きの私には特に貴重な作品です。ベネチアの美しい風景や町並みなどあらゆる場所がが当時の衣装や人々の生活を偲ばせる華やかな映像になっています。ドカーレ宮殿やサンマルコ広場で、あれだけふんだんにロケされている映画も少ないかも？と思いました。特にサンマルコ広場に群集が集うシーンが多くて圧巻でした。出演者も皆魅力的でした。脇役にいたるまで、皆キャラが立っていて楽しかったです。特に中盤でジェレミー・アイアンズが投入（？）されてから、ぐっと引き締まって面白みを増します。最後にみごとなこけっぷりを見せてくれます。まさか、あのジェレミーアイアンズがここまでやるとは。当時のベネチアの気風も伝わってきます。自由を謳歌し闊達で財を集めて繁栄を極めてしているけど、放縦で成熟をとおりこして退廃の域に達しつつあるようです。

  2007.01.31

• トランスアメリカ(映画）

  トランスジェンダーという言葉があるらしい。つまり性同一性障害などにより男ー>女、または女ー>男とトランスすることらしい。主人公のブリーはまさにトランスジェンダーな人。最初の数分、この人が男なのか女なのか判断に迷ってしまった。ぱっと見女性、、いや男？・・いやどう見ても女か・・・。最初はコメディだと思ってレンタルしたのだけど、も少し深いものでした。ブリーは男として生まれたけれど、今まではすっかり女性化し、手術により完全女性化する寸前までこぎつけた。ところが、いきなり息子の存在が明らかに。学生時代、まだ男だった時の子供が存在していた。まさに寝耳に水。どうしても息子に会わなくてはならない羽目になるのだが、父と名乗ることはできず・・・。トランスアメリカというタイトルは、トランスジェンダーと、親子二人でアメリカ横断の旅を描いたことに引っ掛けてあるらしい。人間って心と心のふれあいが一番大切なんだなあとしみじみ思いました。主人公のブリーは、本当にまじめな性格の女性。仕事も地味なものをこつこつ続けているし、教養があるし、素敵な女性だと思う。だから、自分の心と体が一致しないことでもずいぶん苦しんだだろうなあ。。実在の人物と言うわけではないのだけれど、彼女の過去を想像してしまいます。胸が痛くなります。息子役は１０代と思われますが、複雑な役をよくこなしてたなあ。彼も（役のほう）とても純粋な少年なんだと思う。だからこそ、彼女の素敵さを認めることができたんだろな。その純粋さが似たもの親子なのだろうな。それにしても、ブリー役の役者さんは男なんだよね・・？？どうもいまひとつ自身がもてないなあ。

  2007.01.30

• がばい遅れとっと　（佐賀のがばいばあちゃん）

  島田洋七のおばあさんが云々という話は前からきいたことがあったけど、ここまで進んでいるとは知らなかった。なんととっくに映画化されていて、レンタルショップでも既に旧作になっていた（！）がばい、というのは、すごいという意味の方言らしい。まさに、私はがばい遅れとっと。映像化されて衝撃的だったのは、ばあちゃんが腰から紐をぶら下げ、紐の先に磁石をくっつけて、道に落ちている鉄くずを磁石で集めながら歩く姿である。この姿が通常の姿なのである。更に鉄くず同士がぶつかって音がけたたましい。戦後のどさくさの時代はもう終わっている昭和30年代から40年代頭の話らしいが、食べ物も満足に買えないという極貧生活。しかも、親子の離別という悲劇もある。しかし、悲壮感は全くない。ばあちゃんの言う「明るい貧乏」だからいいらしい。しかも、先祖代々からの貧乏だから自信を持っていいらしい。ここまで言われてしまうと、あっけにとられて反論することもできないだろう。この精神を貫いて、女でひとつで子供7人と孫まで育てたのだから、本当に強い人だと思う。ばあちゃん本人の写真では、本当に優しい顔そしている。だれでもが自分のばあちゃんになってほしいと思うような暖かい顔だ。そして、洋七が言うように、品がある。本当に素敵な人だ。吉行和子がばあちゃんの役だったが、好演だと思った。原作を含むがばいばあちゃんシリーズの文庫本三冊は、あっという間に読み終えてしまった。一文ごとに改行されているので、見た目の割りにどんどん読み進んでしまう。島田洋七のことは、お笑い芸人さんというくらいしか知らなかったが、ずいぶん波乱万丈な人生を送っている。早くに（生まれる前？）父を原爆病で亡くしている。8歳で佐賀の祖母に預けられ、中学卒業まで母とはなれた少年時代を送る。勉強は苦手だが運動神経が抜群に良く、野球特待生として広島の甲子園常連校へ。しかし怪我により野球断念。駆け落ちし、東京から大阪をさまよい、その後漫才師へ。漫才ブーム到来と終焉。確かこの人、選挙にもでてなかったっけ？記憶違いだろうか。今では佐賀に家を建てて住んでいるらしい。どうして今になって、ばあちゃんという隠し玉を出してきたのか。若いころは、昔の貧乏な生活を人前で話すのが恥ずかしかったらしい。しかし、今になってばあちゃんから教わった事の真の価値が分かってきたのだろうな。本を読む限り、島田洋七という人も、心豊かに今を生きている人なのだなと思う。周囲の人の心の中に暖かい（熱い？）人間の芯が育つ、それがばあちゃんの生き方の副産物なんではなかろうか。

  2007.01.23

• オースティンパワー・ゴールドメンバー（映画）

  一作目は観ながら早々に眠ってしまいましたが、本作は面白かったです。笑わせていただきました。ポイント冒頭でいきなりトム・クルーズその他ハリウッドセレブ達が特別出演。東京が舞台に。ロケはしてないと思ういますが。どうやら、力士が締めるまわしについて勘違いされているらしい。そして、ドクター・イービルの生い立ちの秘密が明らかに。いずれにしても、お下品な映画、おバカな映画が嫌いな方にはお勧めできません。

  2007.01.17

• コープス・ブライド（映画）

  「チャーリーとチョコレート工場」のティムバートン監督の作品。おもしろかったです。声もジョニー・デップとヘレナなんとかという、あの映画に出てた組み合わせ。 結婚式の練習を一人で森の中でしていたビクターが、手違いからタイトル通り死人の花嫁と結婚する羽目に・・・。 でも、この花嫁、登場のときは確かに怖いんだけどナイスバディで「生きてるときはかわいかったんじゃ・・」と思わせる風貌。 話が進むにつれて本当にかわいい。表情とかしぐさとか話し方すべてがかわいいのです。目の表情何が最高にチャーミングでセクシー。 たまに目玉がｘｘしたり、ｘｘｘがｘｘｘｘしたりしなければ、死んだ人間だということを忘れてしまいそう。 この作品、てっきりコンピュータグラフィックかと思ってたら、そうじゃないんですね。ストップ・モーションっていう、実際に人形を作ってちょっと動かしては一コマつづ撮影していくアレ。 人形の頭部には精巧な機械が入っていて、それで表情を動かしていたらしい。。。。びっくり。

  2006.03.21

• 卒業（映画）

  CATVをつけたらたまたまやってたのでそのまま観た。すんげ～。観てよかった。ダスティン・ホフマン若っ！でも演技力はあの頃からすごかったんですねー。最初見落としてるのですが、20歳過ぎても両親のいいなりのぼっちゃんがダスティンの役。両親と両親の友人達のなかで21歳のバースディパーティを開かれ、まったく子ども扱いされて、でも逆らえない。両親の友人夫婦の奥さん（ミセス・ロビンソン）がすごい美人でセクシー。誘惑されて、ホテルで密会を繰り返すようになっちゃう。でも、なんか場違いというかちぐはぐというか、大人と子供みたいなに見える。結局は大人の手のひらから出られない、みたいな。。。事情を知らない両親は、その不倫相手の娘とのデートを勧める。これも半強制。そしてやっぱり逆らえない・・・。が、このデートで本当の恋に目覚めることになる　＝　自我が目覚めたって感じでしょうか。二人はあっというまにラブラブに。しかし、ミセスロビンソンは、彼が自分の娘に近づくことを認めず（そりゃそうだ）、直ぐに二人の関係は娘エレーナにばれてしまう。そして新しい恋もジ・エンド。それでもあきらめずにベンジャミン（ダスティンホフマン）はしつこくしつこくエレーナにまとわりつづける（？）のであった。今なら完全にストーカーですね。この辺からベンジャミンの顔つきが変わってきたと思います。一生懸命生きている人の顔になってきました。やっていることはキモいんですけどね（苦笑）。で、最後は教会から花嫁奪取となるわけです。教会の窓の外にへばりついてガタガタと音をたててエレーナの名を呼ぶ姿。むっちゃくちゃかっこわるいです。まるで猿のようでした。本当に大切なものが、永遠に手に入らない所に行ってしまうかもしれない、そんなときにカッコなんてかまってられない、せっぱつまった純粋な情熱を感じさせてくれます。強行突破してエレーナを連れ出し、通りがかった市バスみたいのに乗り込む二人。もちろん彼女はウエディングドレスのまま。バスの乗客は唖然として二人を見つめる（あたりまえだ）。ベンジャミンの最後の顔は、少年のように澄切った感動に満ちていました。大冒険の末、大切な宝物をやっと手に入れ満足した少年のようなきれいな目でした。それにしても、母と娘、キャラはぜんぜん違うけど、面差しが似てる気がしました。それに勘の鋭いところとか意思の強さとか、性格も共通点あるなあと。だから、母に魅了されたべンンジャミンが娘に恋するのも無理ないような。同じDNAが入ってるんだもんねえ。出会いの順が逆だったら・・・この話は決してたんなるハッピーエンドのラブストーリーではないと思います。人生の苦い何かを含んだ映画でした。世代間の対立みたいものかなあ・・。若い世代を思いどうりにしようとする上の世代。上の世代が築いたものをガッタガタにして巣立っていく若い世代・・・

  2006.03.19

• マルセイユ・ヴァイス　（映画）

  マルセイユ警察の刑事二人組み。一人は地元っ子で少年院経験者（！？）、金持ちの叔父さんの家に居候中。刑事の立場を利用して小金をくすねるチンピラみたいなやつ。この叔父さんも怪しげな人物なんだよね。もう一人はパリから異動してきた、頭も切れるし武道の達人。店から小金を巻き上げる相棒にムカツイて「俺は市民を助けたくて刑事になったんだ！」と断言。・・・ところがみょうーに豪華な家に住んでる。妻に遺産が入ったとかで・・・。この映画を借りようと思ったのは、第一にマルセイユが舞台だから。ビジュアル的には南仏テイストいっぱいで、ラストには紺碧の海、そそり立つ白い断崖でのシーンもたっぷり見られたから満足。ストーリーは予想外の内容でしたが楽しめました。これは何のジャンルに入るのか？？アクションものには違いないですね。刑事ものとはいえないような・・。警察が悪の巣窟にみえてくるしなー。コメディかも。楽しかったから、コメディ。

  2006.02.18

• 世にも不幸な物語　（映画）

  裕福な家庭の個性あふれる3人の子供たち・・・ 突然やってきた不幸の知らせ 両親が突然火事で亡くなってしまったのだ 幼い兄弟は裁判所の決定に従い、後見人の手にゆだねられることに・・ この後見人っちゅーのが、ジム・キャリーです。 悪役ですが笑っちゃいます。でも憎たらしいです。 見てて、子供たちがどうなるのか冷や冷やしました。 子供たちのキャラもなかなかよかったです。 長女のヴァイオレット色白でかわいい。 クラウスの物静かーな雰囲気も、映画の雰囲気にぴったり 次々にに降りかかる不幸に静かに果敢に向き合う二人はとてもよかった そこに三人目の小さな子が笑いを取る役をやってくれてバランスＯＫでした。 ジム・キャリー、このキャラにはノリノリ。 憎たらしくて、軽薄で、でも侮れないヤツって言う感じでしょうか。 でもなんか滑稽。 訳分かりませんね。見てください（＾＾）。 「チャーリーと・・」のジョニー・デップを思い出してしまった。 メリルストリープだのダスティンホフマンだのって超大物が何気に出演してるのも魅力です。 DVDでの特典映像も見ものです。 ジムのカメラテストかなんかで、アドリブを延々と見せてくれます。役作りすっごーくしてるんやなあ・・

  2006.02.13

• ハッピーフライト（映画）

  グィネス・パトルロワ主演。コメディだけど、結構感動できました。アメリカのド田舎で、家庭環境にイマイチ恵まれず育った女の子の願いは、この街をいつか出て行くこと。ボーイフレンドにつれて出てもらおうという期待は哀れにも裏切られ「君はここにずっといる女の子だ」みたいな事をいわれてしまう。失意の中、彼女は遂に自分の夢を見つける（エライ！）。それは、フライト・アテンダントになること。まずは地元の超マイナーな航空会社への面接へ。。。グィネスと他の出演者のナイスバディがたっぷり楽しめます（？）。　服装も笑ってしまえます。後半はグィネスの美しさが炸裂してました。どんなコメディに出ていても、やっぱり彼女はちゃんとしたかっこすれば気品がありますよね。だけど・・・憧れのパリで憧れの黄色いコートに黒い帽子を着てエッフェル塔を眺める姿・・・ごめんグィネス、すごくおのぼりさんぽかったです。

  2006.01.09

• ブロウ（映画）

  ジョニーデップ主演に引かれて借りてきました。ペネロペクルスも出てるし。彼が演じるのは実在のアメリカ麻薬王の半生。大麻の売人からスタートして、コロンビアの元締めからコカインを直接仕入れて売りまくる。罪の意識などまったくなし。巨額の財産と美しい妻（ペネロペ）を手に入れるが、、、相変わらずいい演技してますね。彼はすっごいハンサムなんだけど、映画の中ではハンサムに見せないことも結構ありますよね。これもその一つかな。衣装も70-80年代？と思われるけど、男物で上下真っ赤とかハデハデ柄物とかおもしろいです。ところで、モデルとなっている実在の麻薬販売人は、今もアメリカで受刑中。その人のインタビューがDVDの特典映像として入っていてびっくり。監督や脚本家、そしてジョニーデップも直接何回か訪れているらしい。そして映画の中のジョニーは、本物そっくりだったのでした。本人も「似てる」と大絶賛でした。そして、自分の人生をどう思うか等など赤裸々に語っていました。こんなの日本ではありえないーそういえば、「ニュースの天才」も実話を映画化したものらしく、本人（つまり記事を捏造して首になった人）のインタビューが入ってました。雑誌社でニュースの捏造がバレて首になったものの、現在（インタビュー時）ワシントンポストで執筆中とのこと。こちらも堂々と自分のやったことへの考えを語って（語らされて）いました。やっぱり主役の人そっくりでした。未だにマスコミで、しかも一流どころで活躍中っていうのが信じられません。何でもありなのかこの国は・・・

  2006.01.03

• 9ヶ月（映画）

  だいぶ昔のヒュー･グラント主演作です。若い。2回見たけど、なんだか飽きないおもしろさがあります。ヒューグラントは独身で同棲中の彼女とはラブラブ、仕事は順調、真っ赤なポルシェを購入したばかりで人生の絶頂ともいえる時期を楽しんでいた。ところが突然彼女の妊娠報告。父親になるなどまったく青天の霹靂だったヒュー。二人は、そしてベイビーはどうなるのか・・。ラブコメ・・とはちょっと違うけど、やっぱしコメディで結構笑えます。なぜかロビン・ウィリアムスがちょこっと出ていて、これまた笑えました。あと、友人役で名前は分からないのだけどフライ２の主人公の人、ジュラシックパークで科学者の役をやった人が出ていたのも意外でした。それにしても、似たようなテーマの映画を以前に見たような。。。英語タイトルはBachelorsじゃなかったっけ？日本語タイトル忘れちゃったけど、主人公が独身の自由を奪われるのをいやがりつつも、ついに（しぶしぶ？）プロポーズしたものの・・っていう設定で。こういうのって男性共通の心理なんでしょうか。しかし、私も束縛されたくなーい、っていう気持ち、分かりますよ（＾＾）

  2005.12.26

• ハウルの動く城

  おもしろかったです。主役の女の子ソフィーの声って倍賞チエ子ですよね？ソフィーの顔もなんだか似てる気がしました。　私は美人じゃないと言ったり、好きかどうか良くわからない仕事を続けていたり、なんとなくおとなしい感じの女の子。生き生きしている妹や母とは対照的な生活。　呪いでおばあちゃんになるんだけど、話の途中で見た目年齢がコロコロ変わるのですね。その時の気持ちがそのまんま年齢として表現されてるのでしょうか。映像もきれいでした。アルプスの少女ハイジを思い出してしまうシーンも満載。ディズニーの「魔法使いの弟子」を彷彿とさせるシーンもあり。幻想的ですてきでした。ハウルってキムタクが声をやってる人だったのですね。かっこよかったです。私もほれそうでした。ちょっと女たらし風でしたが。宮崎アニメにはめずらしくイケメンキャラ多目の作品だったのでは（といっても5-6本くらいしか見てないけど）この作品は声優さんが豪華なのが話題になっていましたけど、確かにそれだけのことはありますね。三輪明弘もよかったです。また後で見返したい作品です。

  2005.12.12

• アメリカン・クライシス

  恐ろしい・・・。サイコ・サスペンスであり、政治陰謀物であり、ゆがんだ親子関係の話であり、SFのようでもあり。。。複雑な要素がからみつつ物語が展開していく。特に怖かったのは、メリルストリープが演じる議員であり、母である役。ミュージック・オブ・ハートのあのバイオリンの先生と同一人物とは思えないほどの変貌振り。いったい誰が主役なの？？と思ってしまったが、よく考えるとやっぱりデンゼル・ワシントンだろう。翻弄されながらも、果敢に真実を解明しようとする姿が、良かった。もう一人の主演といってもいい、デンゼルの元部下でメリルの息子で、しかも副大統領候補、リーヴ・シュレイバーも良かった。最初は彼が悪役かと思ったが、そんな単純な話ではなかった。彼の流す涙、最後の涙目の表情。見てるほうがすごくつらかった。本当は繊細で優しい性格の青年だったんだろうなあ。そんな息子を飲み込む母。メリルの名シーンだらけだけど、特にバスルームで息子の体をふいてやりつつ、野望達成家計画を吹き込んでいくシーンが、おっそろしい。抵抗できない息子。唯一の抵抗は、あれしかなかったのか。とりあえずデンゼルの自殺を防げたのが救いだった。

  2005.11.25

• マルティナは海

  地中海に面する街での恋愛物・・というだけで借りて来たDVDです。スペイン映画でした。さすがに情熱の国の愛のお話だけあって、濃いです、複雑です。本当に人を愛してしまうと、自分の愛の強さに抗えなくなってしまうのでしょうか。理性も何もふっとんでしまうのでしょうか。。。複雑な状況を乗り越えて、シンプルにまるで本能に従うように、愛にしたがってしまうのでしょうか。マルティナ役の女優さんの演技は見ものでした。純朴な女の子がどんどん変化していく。彼との出会い、ラブラブの恋愛結婚で女性として開花し、その後の苦悩、そしてやっぱりマルティナはマルティナだった。。。ネタバレ込み↓あと、金持ち男さんの演技もよかったですね、後半。彼は振られても振られてもマルティナを愛していて、前夫の死後やっと彼女を手に入れることができた。前夫の子供もかわいがるし、もちろんマルティナの小さな変化にも気を配り。。。かわいさあまって憎さ100倍という言葉がありますが、この場合がそうなんでしょう。恐ろしいですが、気の毒でもあります。気になるのは、あの子供です。あの状況で子供を置いていくって言うのは、日本映画ならまずありえないのではないかと思いました。欧米ではあくまでも男女のカップルがベースであり、子供は独立させる（日本に比べ）と聞きますが、こういうところにそれが現れているのかなあ、と思いました。あの彼（最初の夫）は、舞い戻ってからは全然かっこよくなかったです。昔のヒッピーかと思った。

  2005.11.23

• ミリオン・ダラー・ベイビー

  こんな内容だとはまったく予想していませんでした。31歳の女性がプロボクサーを目指して、クリント・イーストウッド演じるトレーナーの元に押しかけ入門。女性であること、そして年齢からも、全く相手にされていなかったのだが、モーガンフリーマン（片目を失明した元ボクサー）から少し手ほどきを受けただけでグッと上達。クリントも彼女の存在を認めざるを得なくなり、やがて本格的に鍛え上げていく。「タフだけじゃ足りない」というのがクリント（の役）の座右の銘だったのだが、彼女はそタフ以上のものを持っていた。という風に、普通のサクセスストーリーかなぁ・・・と思わせる始まりなんですが、実は・・・。見終わった直後、いったい何を言いたい映画なのか一瞬わからなくなってしまいました。喪失感のような虚脱感のような、そして哀しいような悔しいような気持ちでした。生きる喜びと哀しみを一本の映画でここまで凝縮するなんて、ある意味残酷とも言えるかもしれません。クリント･イーストウッドの演じる役や監督作品は、やりきれない孤独さや喪失感を抱えていることが多いような気がします。この作品では、そういうテイストを残しつつも、懸命に生きて、自分の本当にやりたいことに夢中で打ち込み、快進撃をする若々しいエネルギーもまた華やかに描かれていました。最後に、クリントが彼女にキスをしましたが、どういう気持ちだったのだろう、と思いました。二人の関係は・・・師弟であり、同士であり、親子みたいな恋人みたいな。ボクシングを通じての純粋な魂のつながりあいなのでしょうか。クリントとモーガンフリーガンの関係も、もしかしたらそうだったのかもしれません。

  2005.11.20

• フック

  たまたまＣＡＴＶで観た作品。 ロビン・ウィリアムスがピーターパン？？(~_~;)ピーターパンと言えば身軽な少年の役のはずだけどなあ、といぶかしく思いつつ。。 あ、なるほどーこういう設定だったのね。。フックからも「ぶよぶよの体」などど指摘されちゃってるのがおかしかったです。 あの年であの体格でピーターパンのタイツをはくのか・・と、こちらが内心思ってることをフックがグサグサ指摘してましたね。 フック役はダスティン・ホフマンだそうで。よーく観たら目の辺りがダスティンでした。 この二人が共演するなんて豪華なピーターパン・ストーリーです。 二人ともこの作品に出演するのを楽しんでるみたいでした。

  2005.11.03

• チャーリーとチョコレート工場

  いやー、楽しめました。 ジョニーデップというと「プロバンスの恋」とか「ドン・ファン」とかを観て結構気に入っている俳優さんでした。 ハンサム・いい男というイメージでしたが、いつからあんなキャラもレパートリーに？？ 映像も今までに見たことないタイプでした。これはテレビの宣伝からある程度予測していました。 予期していなかった点はブラック・ギャグというか、ちょっと捻りの入った小ネタ満載だったことでした。 ツボにはまってしまって、クククッという押し殺した笑いが絶えませんでした。 私は、ディズニーや宮崎アニメなど子供が喜ぶ系の作品はあまり面白いと思わないので、この映画はどうなのかな・・と少し心配しつつも、気になって観に行きました。行って正解でした。 監督はティム・バートン。 現在上映中のブライド・コープスも同じくティム・バートン監督で、主演の声がジョニーらしいです。これはアニメなんだけど、この組み合わせだったら観てみたいなあ。

  2005.11.02

• ザ・ガール・ネクスト・ドア

  意外と真剣な男の子のお話でした。結構ハラハラしました。 確かに彼女はかわいいですね～。とはいえ、会ったばっかりの彼女のために人生棒に振る気か・・と思いきや、 最後の落ちには笑ってしまいました。 あの友人が映画監督志望だったということろがミソだったんですねー。 ところで、久々にレンタルショップに行きました。 韓国映画が増えていますねー。びっくり。

  2005.11.01

• 「ル・ディヴォース」

  軽いコメディのつもりで借りたのですが、なかなかどうして盛りだくさんの内容でした。結末としてどう収集するのか、最後まで予測不可能でした。離婚問題、浮気、愛人、恋愛、家族の伝統、米仏ファミリー対決、文化ギャップ、アートに美術館、金銭欲に名誉欲等、てんこ盛り。ラ・トゥールの絵をからませることで、フランスっぽさを出したんでしょうねえ。これは米国映画のようですが、「トスカーナの休日」と通じるやらせヨーロピアン的なものを感じました。トスカーナの休日よりはうまくやってると思いますが。。。ラトゥールの絵の真贋鑑定で、ルーブル美術館の担当者が「アメリカの屋根裏にあったものなんか、絶対認めない」と言って怒っちゃってるところが笑えました。真っ赤なケリーバック・・・中年の金持ち男性から若い愛人への贈り物。まさにぴったりでしたね。。あとでお母さんが「中年向きね」と言ってるのに笑ってしまいました。ああいう高級品は、やはりバッグに負けない貫禄がある人が身につけるのが正解ですね。ポンピドーセンターの上にあるめっちゃおしゃれなガラス張りレストランの中はああなっているのですね。前まで行って引き返したことがあるのです。中が見れてよかった。絶景スポットだったんですね。それにしても、あのオッサンがどうしてもてるのか、さっぱりわかりませんでした。金持ちという以外にどこがいいんだか。姉の夫の身勝手さにはムカつきましたねー。自殺未遂までしてるのに、あの言い草はなんだっつーの。あの結末にはすっきりしました。

  2005.06.07

• 「コラテラル」

  トム・クルーズ、がらっとイメージ変えてきましたね～。ジェイミー･フォックスとの心理的なやりとりが、なんとも言えんゾクゾクするスリルをかもし出してました。最後のほうでは、トムがターミネーターに見えてきました。あの走り方、撃ち方。まさに殺人マシーン。ゴルゴとも言えよう。がしかし、トムというかヴィンセントにとっては、普通に仕事してるだけなんですね。たまたま見つけた腕のいいタクシードライバーを気に入って、勝手に半相棒化しちゃってる。そういう点では超自己中なのでしょう。それにしても、なんであんなにジェイミーを気に入ったんでしょうね。ジェイミー・フォックスの演技もよかったです。さすがです。トムとがっぷり四つに組んでます。トムの代役をさせられた時なんて、完全になりきってる。ある意味陶酔感があったのではなかろうか。半端な生き方しかしてない彼にとって、ヴィンセントみたいに一つのことをトコトン極めた男として振舞うことで、本人のような気分にさせていたのではないかと思った。トムのあの染めた髪色と髪型が、いかにも堅気の人じゃなさそうな、やばい気配をかもし出しましたね。ラストの駅や電車内の無機的な風景がまた、気持ち悪くて怖かった。

  2005.06.05

• アップタウン　ガールズ

  現代のおとぎ話風？主役は、超リッチで美人でパープーだけど孤独な姫、、、ともう一人孤独な小さい姫　の物語です。大きな女の子と小さな女の子の友情と成長ストーリーです。でも、あくまでコメディ。そこがいい。ありがちなラブストーリーにしなかったのがここでは大成功みたい。映像がかわいいと思いました。DVD得点メニューのインタビューでは、監督が「ニューヨークを宝石箱のように美しく描きたかった」といっていたが、ほんとピッタリ。カラフルな印象が残る画像だ。音楽もいい。大の男と小さな少年の組み合わせのコメディはよく見るような気がするけど、一人でも十分かわいいブリトニーと小さなバレエ少女を組み合わせるなんて、おもしろーい。おまけに、ペットがミニブタ。。。主役のブリトニー・マーフィーっていう女優さん好きだ～あのキャラにぴったりすぎです。ファッションも体型も髪型も、あこがれです。ついでに性格も、あそこまでぶっとんでみたい。彼女は本当にダンスをやっているんだろうなあ。あの筋肉で引き締まったボディ、ポーズが様になってるし。うらやましなー。親友役の神経質で生真面目な演技もいいです。人は自分にないものと惹かれ合うのですね。

  2005.06.01

• ターミナル

  こういう映画だったのか・・・(ヘ;＿ ＿)ヘ　ガクットムハンクスだし、もうちょっとシリアスな人間ドラマかと思ってました。娯楽作品とも言いきれないし、中途半端な感じ＜ネタバレ＞どうせならハッピーエンドにすればいいのになあ。彼女と結婚して、NYに住んでめでたしめでたしってなれば、楽しかったのに。

  2005.05.28

• アビエイター

  レオ様、すごい演技ですねーー。ハワード･ヒューズという人の名は聞いたことありましたが、こんなすごい人だとは。エキセントリックっていう言葉が何度もでていたけれおど、まさに天才とナントカは紙一重みたいなところがあるんですねえ。有り余る財力に物を言わせるのはいいとして、戦時中にあれだけリアルな戦争映画つくるって、「へっ？？　どういう神経しとるんじゃ？」と思ってしまいます。しかも、あの映像、飛行船は爆発するは、「本物の戦争よりお金がかかっている」と揶揄されるのも納得ですよね。映画製作と飛行機製造の同時進行。両方とも前例のない内容、最新技術、大量の資金投入が必要なもの。これは天才じゃないとできないというか、思いつくことすらないでしょうね。普通は親からもらった遺産をドブに捨ててお終いでしょう。ハワードの複雑な人物像。ひとつ成功しても、観客側としては素直にほっとできないんですよね。強い光と深い影。これが交差して出てくる。途中でタッカーという作品にも似てるなと思ったけれど、ずっと人物像が複雑ですね。タッカーはもっと単純に感情移入できたし、スカッとしたし。ところでケイト演じるキャサリン・ヘップバーン、うまく特徴を捉えていたと思います。キャサリンヘプバーンの作品は２－３しか見てないんだけど、確かにあの特徴は共通していました。ケイトの演技はちょっと大げさな気がしたけど、実物はあんなかんじだったのかなあ。（水前寺清子入ってると思ったのは私だけでしょうか。なんか気になりました）ハワードが試運転する飛行機の事故シーンもすごかった。翼が家を切り裂いて行くところとか、すごくリアル。脱出シーンも、もう本当にこのまま死んじゃうんじゃないかと思った。よくあの状態で生き延びて、最後には復帰してたもんねえ。ハワード・ヒューズっていう人はよほどの強運の持ち主なんでしょう。最後パンナムの罠にかかってしまい、上映室に閉じこもったときは、本当にどうなることかと思いました。このままハワードは正気に戻らず、会社は倒産してしまうのではないかと。。。鬼気迫る演技でした。不気味なレオ。公聴会では一転して鮮やかな弁舌の切れ味。しっかりした事前調査で説得力抜群。さすがだ！と、喜ばせておいて、やっぱり最後にはこちらを不安にさせてしまうんだよね。これだけの役を、まだ若いレオが演じきったということがすごいと思う。普通だったら40-50代くらいの、大ベテランの役者さんが演じるのでは。今後も楽しみな役者さんです。なのになんでアカデミー賞がケイトブランシェットのほうやねん(;￣ー￣)...?Ray役の人も取ったし、演技がよく似てるとあの賞とりやすいのかなあ。。？

  2005.04.02

• ブリジット･ジョーンズの日記

  前作のリアル路線とは逆に、今回はアリエナイ！と思ってしまうお話でしたが、これはこれで楽しめました。主役のレニーとヒュー・グラント、あぁ年取ったなぁ・・・。前作って何年前だっけか？ ブリジットの彼氏役の人だけが前と同じに見える。しかし、今回はブリジットの衣装かわいかったです。特に最初の方で着ていた、ラズベリー色というのでしょうか、薄い色の水玉ブラウスと濃い色のカーディガンが好きでした。冒頭シーンのサウンド・オブ・ミュージックのパロディも面白かった。ブリジットの彼氏のマークって、あんなすごい人だったのか。地味なのにねぇ。代々イートン出身のスノッブな保守派で上流階級。。。っていうものが存在するのね、イギリスには。ブリジットは労働者階級なんでしょうか。そうなんだろうなあー。二人の考え方のギャップが、日本にはなさそうなものだったんで新鮮でした。階級社会なのね。法曹クラブの雰囲気もいかにも歴史と伝統を重んじ、格式高い幹事でしたね。あそこに、いまだかつてヒラヒラワンピースにハイヒール、そして全身ずぶ濡れで入った人っていないかもね(笑)。イギリス人で大の大人で自称ジャーナリストで、ドイツの場所知らないって、どんなんやねん。そんな彼女と、ラテン語が得意で各国VIPをクライアントにする国際派弁護士のマーク。この二人よく元の鞘におさまったなあ。ダニエル（ヒューグラント）が、あそこまでダメ男でなかったら、二人の復縁は困難だったかも。私的にはマーク大好きなんで、ハッピーエンドに終わってヨカッタヨカッタ。温厚で冷静で、でもハートは熱く、誠実で頼れるマークは私の理想です。だけど、あのスキー場でブリジットを置いていっちゃたのはまずいよね。あそこは残らなくっちゃあ。まあ、女性に慣れてないマークだから仕方がないのか。。。私だったらあれはつらいよ。

  2005.03.30

• Shall We Dance? ハリウッド

  リチャード・ギアじゃかっこよすぎるんじゃないかなあ、と思ってたんですが、楽しかったです。登場人物やシーンがそっくりすぎて笑えました。リメイクというよりはパロディに近い感覚もあるかな。良い意味でですよ。特に似ていたのは、あの小柄なおばあちゃん先生の後姿。本人かと思うほどです。もてないブラザーズみたいな、初心者3人組の雰囲気も良かったです。ただ、渡辺えり子に匹敵する人物を探すのはさすがに難しかった模様です。ケビンが憧れの先生と初めて踊るときの表情が良かったです。ほのかな恋心と嬉しさがじんわりにじんでる顔でした。まあ、後でピシャリとやられるわけですが。妻のキャラはさすがアメリカでしたね。それから、ラストも、何が何でもラブラブ大ハッピーエンドにしたいらしい。うそから出た真で、本当に結婚式に踊っちゃうシーンがあったのも良かったです。ところで、アメリカのオフィスはトイレも広ーいのね。あれならダンスでも体操でもなんでもできそう。行きの機内で見た映画。なので、見た日付の日記につけときます。後で日記に書こうと思ってちゃんとコメントをメモっておいたもんね。最初の数分見落としたのが残念。

  2005.03.16

• Ray/レイ　続き

  昨日書ききれなかった分アトランティックのアーメットは印象に残ったなあ。最初、債権回収にでも来たのかと思った。それくらいに一見、実直でお堅いサラリーマンか役人風。それが、まだそんなにメジャーじゃないレイの大フアンでスタジオでは突然歌いだすわ　ビックリアトランティックはまさに育ての親だよねしかしビジネス優先で、大手に移っていくレイ友人として成功を喜んであげるアーメットでもこっちむいて悲しそうな顔いい人だ・・・

  2005.03.12

• Ray その１

  いやー、もうノリノリですね。映画館がガラガラなのをいいことに、一緒に歌ってしまった。音楽がいいのはもちろんなんですが、レイ・チャールズ役のジェイミー・フォックスの演技がいい。気づいたら、本物が出ているつもりになって観ていました。こりゃー、アカデミー賞もとるわな。。。予想外だったのは、結構重い映画でした。音楽はノリノリなのにね。レイ・チャールズといえば大御所でチャリティ活動のイメージが強かったのですが、そうなる前があったのですね。壮絶な人生です。前半生というんでしょうか。目の前で弟が死んでいくのを見つめるなんて、酷すぎる。そのときは幼くて意味が分からなくても、後々どれだけ苦しむか、私の想像可能域を超えてます。彼は7歳で視力を失い、15歳にして天涯孤独になったのですね。財産もなく、あるのは音楽の才能だけ。でも普段は明るいので、そういう悲惨さはあまり前面に出てこない。けど、見終わった後、ズーーンと重いものが心にありました。それに、長かったしね！しかし、ドラッグに溺れようと、やはり彼はあの母の息子なんだと思いました。それは、ジョージア州で公演を取りやめたときです。金銭的な損害を考えたら、普通はあそこでやめられないと思う。後でチャリティ活動に力を入れるレイの片鱗がそこに出ていると思いました。ところで、ドラッグ克服後は、浮気も止まったのでしょうか。私はそれが気がかりでした。まじめなビーちゃんが、すっかり芸人の妻状態になってるんだもん。私の大好きな曲は、ほとんどABCに移ってからのものでした。。つまり「大衆化」後ですな・・(^_^:　大衆でわるかったねー。それにしても、彼の曲って、実体験がそのまんま歌になってるわけね。どうりで説得力があるはずです。Hit The Road Jackなんて、大好きな曲だし、歌いやすいので(特にノーモーノーモーっていうとこ）曲に合わせてガンガン歌ったものですが、まさか、ああいう状況でうみだされたものだったとは・・・。そしてあの女声は、レイの愛人だったわけね。どうりで迫力あるはずです。それにしても、まさか自分が生まれる前に作曲されていたとは。最近はしばらくレイ・チャールズから遠ざかっていたけど、やっぱりいいです。時代を超えてます。話が脱線しますが、レイは1930年頃に生まれていると思うのだけど、その頃ってまだあんなに人種差別が激しかったの？？しかも裸足で走り回ってるし。かなりショックでした。アメリカさん、、、よその国に民主主義だの自由だのって言ってる場合じゃないんじゃ？あーでも、日本でもこの時代はまだ女性に参政権がなかったかもしれない。ここ数十年でずいぶん世の中変わったんだあ。＜明日の日記に続く＞

  2005.03.11

• アレキサンダー

  珍しく映画館で観てきました。本当はRayをみる予定が、セットにお金をかけてそうなアレキサンダーのポスターを見て、フラフラ・・・とこっちにしてしまいました。やっぱり歴史スペクタル系は大画面がいいですね！もうとにかく、豪華でした。出演陣もロケもセットも衣装も全てが。アレキサンダーって世界の覇者っていうイメージだったけど実は母に頭が上がらず、父からは警戒され、マザコンとはまたちがうけど、屈折してたのかなあ。。。あの映画を観て「世界制覇という偉業をなしとげた・・・」っていう表現に抵抗感じました。偉業なのか、あれって？バビロンの豪華なこと。絵のテーマでよく観ていたのですが、てっきり空想上の都市かと思っていました。それにしても、絵画に描かれてたのとそっくりでびっくり。アンジェリーナ・ジョリー相変わらず美しいけど、ああいう毒々しい役もできるのね。すごい女優さんだあ。途中、これはアメリカのプロパガンダなのか？？と思ってしまいました。「自由を世界に広げたい」とかなんとか言い出すんだもん。でも違うんだというのはだんだん分かってきましたが。逆に皮肉ともとれますね。ま、あんまり関連して考えないほうが楽しいか。ラストは意外でした。ああいう風になってしまうとは。突出した人って早逝なのね・・・。

  2005.03.05

• 真珠の耳飾りの少女

  いい作品でしたー。芸術と愛、芸術と欲望、それぞれの境目ってきわめてあいまいなんではなかろうか。フェルメールが少女に抱いた気持ちはなんだろう。彼の大切なものを分かち合うことができる仲間意識であり、弟子のようでもあり、女性への愛のようでもあり。フェルメールの妻が嫉妬するのも無理はない。彼女は凡人であり、少女が理解したようにフェルメールを理解することはできない。少女のようにフェルメールの本質に近づくことはできない。妻にとっては、ただの夫であり、画家という職業も、単に生活の糧を得るものという以上の理解をし得なかったのだろう。少女が自分が描かれた絵を見て「心の中まで描くの？」と尋ねていた。それくらいに画家の少女へのまっすぐでひたむきな視線と言うものが、絵に表れていたのだろう。いや、普段からそうだったのだろう。それは題材として見る視線なのか、女性として見る視線なのか・・・。妻も敏感に察知していたに違いない。それにしても、妻のイヤリングを使わせることもないだろうに。似たような形のイミテーションで間に合わせるとか・・・・。妻の実母まで手を貸すとは・・・。妻の母は恐らく、フェルメールの才能と作品への敬意というものがあったのではなかろうか。娘の気持ちよりもフェルメールの創作活動を優先させるくらいだから。決してお金のためだけではなかったと思う。妻が気づいて半狂乱になったとき「単にお金を得るためじゃないの」と言っていたが、本心ではないことは明らかだった。そしてあのセクハラ・パトロン。俗物で卑しい人格を持つ男。しかし、芸術の理解者であり愛好者であり、彼無しに画家としてのフェルメールは成り立たない。ドロドロの人間ドラマの狭間から生まれてきたあの絵は、暗い画面に少女の凛とした色白の顔が浮き上がるように描かれている。清冽なのによく見るとどこか妖しい。闇の中に美しいものが出現した、そこだけにわずかな光が差しているかのようだ。

  2005.02.18

• ジャッキー・ブラウン

  キルビル→TAXI→ジャッキー・ブラウン　と時代を逆行しながらタランティーノ作品を見ている私。。。やっと主役のジャッキーが出てきたと思ったら、あっという間に警察に連行され・・どうなるのかどうなるのかとずっとドキドキしながら観ました。欲と愛、嫉妬、策謀、裏切り、正義が交錯していったい誰が誰の味方なんだか敵なんだか。最後までラストが読めなかった。ジャッキー役のパム・グリアーかっこいー！脚長い！ナイスバディ！ミニスカートが似合う。真っ赤なミニワンピースも、パンツスーツもめっちゃかっこいい。スッチーの制服はダサかったけどね。それは設定上しょうがないか。脇も豪華だったのね。ロバート・デニーロがいきなりさえないオジサン役でびっくり。いい味出してました。キル・ビルと通じる風味も感じました。音楽がボロリィ～ンっていう昔っぽいチープなバラード風（？）そして「日本にいた時の写真」っていうのが壁にはってある。あの写真にもちょっと笑ってしまった。

  2005.02.16

• 呪怨

  ハリウッドでリメイクするという話を聞いて、そんなにおもしろいならオリジナル見とこう！と苦手なホラーにトライ。前半は面白かったし怖かった。でも謎解きやってほしいなあ。もともとなんでああなったのか最初のきっかけを教えてほしかったです。後半はちょっと飽きてしまいました。やっぱりリングが最強ですね！

  2005.02.15

• シャレード　購入

  500円DVDで買っちゃいました。もうテレビで何度も見たことある作品なんですが、手元においておきたくて。何度見てもあのスリル、音楽のよさ、オードリーのファッション、スイスやパリの風景など楽しみどころ満載です。このDVDは、画像は今流行のデジタル修正されたものではなく、昔のままのフィルムを使ったらしいです。特典映像なし、音声は英語だけ、字幕は日本語だけです。ワンコインだからしょーがないですね。ところでこの作品内でオードリーの職業はユネスコの同時通訳（英語フランス語）かっこいいです、うらやましいです。日本語英語に比べたらたぶんかなり楽なのではないかと思います。ま、私はどちらもできませんが・・・。国際会議場の通訳ブースで勤務中のオードリー。そこに相手役男性が入ってきてイチャイチャ。そのうちに会議を無視して会話に夢中になり、会議場に話が流れて、参加者はみなびっくり。面白いシーンだけど、こんなこと実際やったら二度と仕事がこないだろうなあ。。。

  2005.02.13

• キューティーブロンド

  DVD買っちゃいました。原題はLEGALLY blondeだったんですね。今日発見。直訳すると合法的にブロンド、法律的にブロンドといった意味になって、ストーリーが反映されてるタイトルだったんですねー。こういうタイトルのつけ方って好きだなあ、うまいなあ。先日２を観たので、また一作目を観たくなって買ってしまったのでした。個人的には一作目のほうが好きだな。主人公のあのキャラが好き。元気で明るくて。落ち込んでもたくましく立ち直ってくる。自分流儀で筋を通すところがいいです。それにしても、証人はよく口滑らすなあ・・・。元彼は結局劣等性で卒業したのね。スッキリ。新しい彼氏はすごく素敵です。主人公役のリーズ・ウィザースプーンは小柄でかわいいし、ハデハデファッションがよく似合うこと。リーズが主演している「メラニーは行く」という作品を見ましたが、こちらは普通のお仕事している女の子の役。でも、元気で明るいリーズの持ち味は楽しめます。

  2005.02.10

• ある晴れた日に　再

  いつもはノートPCでDVDを観るのだが、今日は頑張ってテレビに接続してみた。大きな画面でおまけに字幕なしで観てみると。画面の一つ一つがとても絵画的だと気がつく。構図、衣装、セット、背景、小物、すべての配色や質感のバランスがすばらしい。そのまま美術館に飾れそうな画を沢山はっけんできた。改めて、この作品のすばらしさが分かった。女性の衣装や髪型が特に素敵。それにしても、エマ・トンプソンとヒュー・グラントの二人のシーンはどれも凝視してしまう。二人ともはっきりと言葉にも態度にも出さないのに、空気が違う。

  2005.02.05

• キューティー・ブロンド２

  主人公エルのキャラクターが大好き。元気で、純真で、どこでもエル流。自分を失わないでいられるっていいなあ素直に思える。お堅い政治の世界でも、ミニスカートにハイヒール・キラキラミュールでちょこまか歩き。動くバービー人形と言われてるのには笑ってしまった。でも実はあのファッション結構好きですね。ホットピンク（？）というのか、あの色のあんな服を着てみたい。ストーリーはまともに考えちゃいけませんね（正直、前作以上に無茶）。彼女から元気と自信を分けてもらえる作品。前作をまた観たくなったなあ。ところで、主人公エルはホワイトハウス内（？）で研修生とよく間違われていたけど、クリントン元大統領が○○した女性も確か研修生だったよね・・・。

  2005.02.04

• 愛しのローズマリー

  己を省みず超メンクイの男。何度振られてもまったく懲りない。しかし、ある日女性の心の美しさが、見た目の美しさに見える暗示をかけられて・・・。ラブコメです。グウィネスのピンクのワンピース姿がとってもかわいい。戸惑いや恥じらい、信頼、疑い、そして傷ついて・・・といった色んな女心が表現されていてとてもよかった。ローズマリーはやはり繊細で純粋な心の持ち主なのです。正直言って、あの男の子にはもったいないのでは。それにしても椅子が壊れるくらいの体って、すごい、、、細身のグィネスとのギャップが笑える。あの主人公の男の子の、鳩時計の真似（？）みたいのは、やめてほしかった。くさすぎ。

  2005.02.03

• ジュエルに気をつけろ

  「魅せられて」ではまだ少女だったリブ・タイラーがまさに美女に成長しましたね。美女ジュエルに群がる（？）男たちのコメディ。なぜに男たちはそれぞれに全然違うイメージをもつのか？あまりの美女を見ると、それぞれに自分の理想像を勝手に重ねてしまうのだろうか。男たちの記憶のギャップが笑える。なんだかんだいってジュエルは悪女なんだろうけど、憎めないよね。大物が出演してるのに、わざと（？）チープな作りにしてるのがまたおもしろい。

  2005.02.02

• トスカーナの休日

  アメリカの小説を映画化したものらしい。イタリアのトスカーナの田舎、ローマ、アマルフィといった観光客が好きそうな美しい風景や町並みがたっぷりでてきます。ストーリはとってつけたような・・・。憧れのイタリア！という外国人（たぶんアメリカ人でしょうけど）のウキウキ気分を底辺を感じました。いや、それが悪いってわけじゃないですけどね（＾＾；トスカーナの田園風景を堪能するなら「魅せられて」がお勧めです。

  2005.02.01

• 「悪いことしましょ」

  エリザベス・ハーレーの美女ぶりすばらしいです。真っ赤なドレスをはじめ、次々と変わる衣装、どれもすごくセクシーでよく似合ってる。彼女を見るだけでも価値あり！いかにも人間を誘惑して魂を売り渡す契約をさせる悪魔のイメージにぴったり。美女悪魔。こんな悪魔だったら、ホイホイ魂売り渡してしまうのでは？ところで、原題は"BEDUZZLED"。幻惑されて、とか目がくらんでとか言う意味。邦題も、も少しなんとかならんかねー。この作品、コスプレ・コメディとでもいうか、世界全部がコスプレになっちゃう新しい笑いでした。オープニングもじっくりみると、かなり面白い。エリザベス・ハーレーは、オースティン・パワーズに出ていた美女です。

  2005.01.29

• 「愛のはじまり」

  冒頭いきなりTAXIのお兄さんが出てくるのでびっくり。南仏ニースでさまよう黒服の女一人。イザベル・アジャーニ美しいわー。手の先足の先まで美しい。この人はいったい幾つなんだろう？作品中ずっとマダムではなく、マドモヮゼルと呼ばれていたのが気になった。王妃マルゴでもほんっとに美しかったけど、かなり前の作品だよね？？ニースの海岸や高級ホテルの中、山の手の邸宅などが舞台。モロッコも出てきます。ニースまでくれば、モロッコなんて海をまたいですぐ向こうなんだな、と感じました。超リッチな人々の中には怪しげな人も結構混ざっているものかもね、、、恋愛ものとしてはかなり大人向け（？）。心がお子ちゃまのワタシには複雑で渋すぎました。しかしニースの風景をたっぷり見れた。

  2005.01.28

• コールド・マウンテン

  ずっしり重い作品でした。こういう恋愛物もあるのね。。。二コールキッドマンが一人で生活苦に陥りつつもプライドを捨てきれないあたりの演技、すごく切なかった。お嬢様育ちが一人取り残されると、本当に可愛そう。このまま枯れていって死ぬのかと思うほど暗いストーリーがドン底になった時、パワフルで現実的なレニー・ゼルウィガーが登場して、一気に太陽が現れたよう。二コールの救いとなり親友ともなったレニーなのに、その父親のせいで、あんなことになるなんて、、、悲しすぎる。ジュードロウの長く孤独な旅も重厚な感じがした。あのニコールの手紙で、脱走兵になってまで命がけでコールドマウンテンに戻っていく。まるで帰巣本能のような固い意志だなあ。この作品を重く感じるのは、ふかーい愛が悲劇を呼ぶことかなあ。ニコールの無邪気なお嬢様時代の演技がいまいち精細無い様な。。。

  2005.01.25

• 「スイミング・プール」

  主役の女性が、最初は暗くてイライラした顔つきだったのに、だんだんと眉間のしわがとれ、最後には生き生きした表情になっていたのが印象的。衣装も、最初はきっちりした感じのものだったのが、だんだんと開放的な南仏にふさわしく柔らかい女性的なものになっていった。真っ赤なガウンを着て、オジサンに色仕掛けまで使うのにはビックリ。ロンドンに帰ったときには、すっかり素敵なオバサマに変身！腐れ縁の社長とも手をきってスッキリ。人間再生ドラマでした。あの社長とはどういう関係だったんだろう。主人公サラは恋愛関係を求めていたようだけど、社長はその気ナシ。だけどサラを商品のように見てるから、機嫌をそこねないようにウヤムヤにした結果、ああなっちゃうのか。隠し子までいて、ほんとに不実なやっちゃなー。ジュリーは見捨てられ恐怖があるんだろうなあ。顔はまだ幼いのに、すごいボディでした。うらやましい。でも辛い人生を送ってきたんだろうけど、サラとの関係を通して彼女もまた再生してほしい。フランクは、お気の毒としか言いようがない・・・。フランクがジュリーよりサラを気に入ったとき、サラの顔が暗がりでほくそ笑んでた。女性としての自信みたいのが戻ってきたんじゃないかな。

  2005.01.23

全48件 (48件中 1-48件目)

1