販売競争も良いけれど行き過ぎじゃないでしょうか?
古い日本家屋の掃除をする羽目に。主に高齢者が趣味で集まる集会所です。座敷ほうきで掃き始めたがループ織の絨緞が敷いてあるのでゴミが取れません。近くの人に電気掃除機を持って来てもらおうとした時、押入れの中で古い掃除機が見つかりました。19年前の掃除機(ナショナルMC-A31C)です。古すぎて使い物にならないかと思いつつスイッチを入れると元気良く作動開始しました。吸い込み仕事率が190ワットだから絨緞は無理かなと思ったら・・・オヤオヤ!ドンドン吸い込みます。絨緞は、パワーブラシと思い込んでいたが普通ブラシでも大丈夫です。8畳間が4部屋で合計32畳がタチマチ綺麗になってしまいました。それもパワーが強く吸いつき気味なので手元の風量調整穴で調整しながらです。音も驚くほど静かです。19年経っても普通に使う分には充分間に合いますね。同じような掃除機を探してみたら、やはりナショナルでMC-A14Cと言うのが有りました。楽天で8千円前後で売っていましたが、さすがに買う気になれません。単身赴任とかで間に合わせならこれが良いかも。今の掃除機は、ダストルームが小さすぎるので19年前の掃除機の方がバランスよく出来ている印象を持ちました。今の掃除機は、吸い込み仕事率600ワット以上のパワー競争をしていますが、無駄な競争になって無ければ良いですね。販売競争に明け暮れて、顧客本位のもの作りが置き去りにされていませんか?”頭がアナログ”一人で右に左に掃除をしたけど、他のジジイどもは傍観しているだけ!気が利かないと言うか、不器用と言うか、やる気が無いというか、これじゃ家庭でも大事に扱われない人たちに見えてきた。