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カテゴリ: (07冬)
自他ともに認めるドラマっ子のあたし。
ただ、どーしても韓流ドラマだけはなじめないけど。 そんなあたしがハマった今期ドラマはこの2つ。 ・神はサイコロを振らない ・白夜行 今日はまず、前者について書こうかな。 このドラマは小林聡美&大好きな山本太郎くんという組み合わせに 始まる前から心惹かれておりました。 久々に小林聡美が主演のドラマを見たんだけど やっぱりいい女優さんだよね~ 美人じゃないのに、ぐっと引き寄せられてしまうんだな。 で、今回の相手役が山本太郎くんなわけだけど (なぜか太郎君なんだよね、呼び捨てにできない・・・) これがいーわけよ、とっても。 たぶん聡美さんの演技がよいんだろうけど、 二人の呼吸がなんともいえず和むのだ。 10年前に飛行機に乗っていた乗客・乗務員全員が行方不明となり 突然飛行機とともに現代に戻ってくるっていう SFちっくな設定のドラマなんだけど そーゆー特異な状況の中で繰り広げられる人間ドラマ。 設定はとってもスペクタルなのに、実際はとってもとっても小さな話。 けど、そのミスマッチなところがすごくよかった♪ 10年たってしまったせいで、すっかり恋人テツ(太郎君)よりも おばさんになってしまったヤッチ(聡美さん)。 でも、テツはヤッチをまるで年下の10年前の恋人同士のときのように かわいく、そして優しく、時にはからかったりして 見守ってあげるんだよね・・・・ 一緒にいられる時間があと少ししかないとわかっていながら 周りの人たちのために奔走する二人。 そーすることが一番二人らしいってことを 二人がともに分かってるから、お互いを応援して 周りの人たちが幸せな時間を取り戻せるよう馬鹿みたいに 動き回ってる。 最後の一日でさえ、皆が生き残れる可能性が少しでもあるのならと 一緒に過ごす約束をたがえてしまう・・ そして別れの時も、ただ大きな声で「さよなら!」と 手を振る・・・ 嘘みたいなほどに、自然に、普通にさよならを告げる二人。 泣き叫んだり、取り乱したりしない。 10年という時間の流れの中での別れだからかな。 とても素敵なお別れでした。 もう一つ、意外にすばらしかったのが ともさかりえ&武田真治。 菊坊(武田)がアッチ(ともさか)に どうして残りの時間を自分の家族と過ごさないの?なんで家に帰らないの? って聞くと アッチが「普通の生活の中で自然に消えてしまうのがいいんだ」って 答えて、テツやヤッチや菊坊といるのがいいみたいなことを答えると 菊坊がアッチを後ろから抱きしめて声を殺して泣くんだよね・・ そんな菊坊を「仕方ないな・・菊坊は」とやっちが頭ポンポンする。 このシーンに泣けてしまった(;>_<;)ビェェン そして最後、ヤッチとテツを二人っきりにするために 買い物にでた菊坊とアッチ。 菊坊が 「俺のことは全部忘れてください。次にあなたに出会った時に 恋してもらうために、今のダメな僕のことは全部忘れてください」 っていうんだよね。 現代から消えてしまうときに、現代で過ごしたことのことを全部 忘れてしまうことになるって聞かされていたアッチは 「菊坊にまた会えるなら怖くない。菊坊がそう言ってくれたから 次に会えるのが楽しみになってきた。消えることが怖くない」って 答えるの。 いやー、ほんとこの二人は予想外の出来だったよ。 脚本や演出が良かったのかな? 脇役には尾美としのり(20年以上前の映画である「転校生」では小林聡美の相手役。懐かしい!!!)や大杉連、岸辺一徳など脇役もばっちり。 地味な作品だけど、見終わった後いつもほんわかした気分になってました。 仕事でいろいろとあって、へこみがちだったあたしは このドラマみてずいぶん元気づけられました。 大好きな太郎くんがでてるってこともあるけど 作品全体に元気もらった感じかな。 とりあえず、今夜はここまで。 ↓神はサイコロを振らない http://www.ntv.co.jp/saikoro/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 27, 2006 12:16:34 AM
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