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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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監督 リュック・ベッソン 出演 ロザンナ・アークエット (ジョアンナ・ベイカー) ジャン=マルク・バール (ジャック・マイヨール) ジャン・レノ (エンゾ・モリナーリ) ストーリー ギリシャのキクラーデス諸島。 少年時代のジャックとエンゾはここで初めて出会い、 潜りを競い合う。 12年後、一流ダイバーになったエンゾは 幼なじみのジャックの行方を探していた。 スキンダイビング選手権でジャックに勝利することが 彼の夢だったから・・・・ N.Y.の保険会社に勤めるジョアンナは 仕事で行った南米・チリでジャックと出会う。 どこか普通の人間とは違い、イルカと心を通わすジャック。 大都会での生活に疲れていたジョアンナは 彼が持つ不思議な魅力に次第にひかれていく。 ようやくジャックを探し出したエンゾは 彼をシチリアの競技会に出場するよう誘う。 そこにジョアンナもやってきて・・・ 美しい映像をバックに繰り広げられる ダイビング競技を通じてのジャックとエンゾの友情 そしてジャックとジョアンナの恋 深海の魅力に取り憑かれた彼らがたどりついた先は・・・ そしてジョアンナの愛は・・・ アルキメデスとグラン・ブルーの関係を 一瞬で理解できた人 すご~い! あたしのHNの由来となったアルキメデス。 彼は古代ギリシャ人ですが 生まれも育ちもシチリア島・シラクーサ。 グラン・ブルーの舞台となる ギリシャ、そしてシチリア島ととっても縁が深いのだ! ということで、∞大好きな映画をご紹介 無限大 1992年に大ヒットしたカルトムービー エリック・セラの音楽も超々有名で いまもなお、様々な番組で(特に海関連)使われてるので 誰でも一度は耳にしたことがあるはず。 でも 1988年に劇場で公開した 「グレート・ブルー」 こちらを映画館で体験した人は少ないんじゃないかな? グラン・ブルーはグレート・ブルーの仏語バージョン完全版。 なんせ、ぜーーーーーん、ぜんヒットしなかったんだから. 実はあたしは公開時に劇場でみたレアな人間の一人。
その時の衝撃ってほんと言葉では言い表せないぐらい! ヒットしなかったのにその後口コミとマスコミで この映画の評判がどんんどん広まって 4年後、ついに完全版が日本で公開となって カルト的ヒットを生んだという珍しい作品なのだ。 ジャン・レノの出世作として有名な作品なんだけど もしこの作品を見るなら 1回はジャン・レノ目当てでもいい でも2度目は女性ならぜひ ジョアンナ目線でみてほしいんだ。 どこか浮き世離れしていて、社会に全然馴染んでなくて それなのにイルカと過ごす時間は 家族と過ごしているかのように幸せそう・・・ そう、まるで人魚のような・・・・男。 童話の世界の人魚姫は人間の王子に恋してしまったけど 人魚(男)に恋した現代のキャリアウーマンはどうしたらいいの? そんなジョアンナのラストシーンでの台詞があたしは大好き 「わたしの愛をみてらっしゃい・・・」 以下ネタバレなので文字反転 深海の魅力に取り憑かれたエンゾとジャック。 エンゾはジャックへの対抗心もあって ダイビング中に無理をして死んでしまう。 日増しに精神的に不安定になっていくジャック。 そんな中、ジャックの子供を宿したことを知るジョアンナ。 ある晩、ついに深海への想いに抗えなくなった ジャックは彼を待つ深海へ潜っていこうとするの。 まさに深海へ潜ろうとする瞬間、 ジョアンナは彼を引き留めるんだけど、 同時に彼の意志が固いことを見抜いちゃうんだよね。 「「自分と一緒に、家族としてこの世界で暮らしていったとしても 彼は幸せになることはできない。彼が共にいることを選んだのは 海の中にいる彼の家族なのだ」 そう悟った彼女は彼を解放してあげることで、 彼女の彼に対する最大限の愛情を表現するんだ・・・ 大都会で仕事に追われて疲れきったキャリアウーマン。 そんな彼女が出逢った男はイルカと会話する、 風変わりでピュアな心をもった男。 男と愛し合うことで、癒され、新しい命も授かり この男と一緒に生きていこうと決めた、その矢先に 彼が永遠に自分のもとを去っていっていこうとする・・・ そんなシーンでこの台詞。 こんな愛し方できる女性の強さに 映画館で涙が止まらなかった・・・ 今もこの台詞を呟くと二人のラストシーンが目に浮かんで 涙がでそうになるの アメリカ人であるロザンナ・アークエットは この台詞を言うのにとっても苦労したそう。 「なぜ彼女はこの場面でこんな風に言えるのか」 ジョアンナの気持ちを理解できなかったんだって。 すっごくわかる・・・・ あたしだって絶対言えないもの・・・・ 海の映像と音楽、そしてジャン・レノばかりが 話題となったこの映画。 ジャックのキャラクターが非常に個性的なため ジャックとジョアンナの恋は どうしてもわかりにくいって敬遠されちゃって わかりやすい魅力(エンゾ)の方に目がいくのは仕方がないよね。 でも、できればジャックとジョアンナにも注目してみてほしいな~ それと「グラン・ブルー」は見た人でも ぜひ「グレート・ブルー」も見てほしい! もう無い? 仏語版はたしかにシーンが増えて ストーリーがわかりやすくなったという評価もあるけど 反面、すごく緩慢な感じになってしまった感も。 日本人ダイバーのコミカルなシーンなどは・・・はぁ。 映画を作るにあたって、「削ぎ落とす」ってことも すごく大事なんだな~ この映画のオープニングがまたステキ ギリシャといえば青と白のコントラストが美しい場所 なのにオープニングの少年時代のシーンは あえてモノクロで撮られているの。 You Tube クリック! この映像と音楽で、もういきなりクラクラ~ 美しい海をモノクロで撮影することで 逆に見る者の脳内により 鮮明な青をイメージさせるんだよね・・・ そしてフリーダイビングが見せる深海の世界。 よくある”お魚ちゃんキレイ~♪”的な海の映像とは まったく違う青の世界。 これはスクリーンで体感した人は あの不思議な感覚に身震いしたのでは? そしてこの映画にはエンディングが2つあるの。 これもよくある話しで アンチBad-endingなAmericanのために 作られたエンディングかと。 USA版 EURO版 あたしは断然EURO版 ジャックは死んだっていう解釈ではなく 海に還っていったのだと。 人間はかつて海から誕生したのだから ジャックもまた生まれた場所に 戻っていっただけなんだ・・・と。 この作品とあたしとの関係は まだいろいろとありまして・・・ 単に好きとかじゃない もっと深い結びつきを感じているんだ。 いつかもう一度、シチリアとギリシャに行きたい・・・ ううん、還りたいな、かな 先日は、たくさんのお祝いありがとうございました。 本当に嬉しくて嬉しくて・・・ コメントは必ず返しますのでもう少しお時間ください <(_ _)> 最後まで読んでくれてありがとうございます お帰り前にポチっとよろしくお願いします ↓
『映画と音楽とStingと・・・』 March 20, 2008 コメント(20)
『かもめ食堂』 -こないだの続き- September 22, 2007 コメント(14)
『かもめ食堂』 September 20, 2007 コメント(14)