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Eureka22
旅日記を中心に京都を中心とした美味しいものや 映画の感想など気まぐれに綴っています* +現在の旅日記+ ・トルコ世界遺産巡り日記:連載中 ・ママといくバリ日記:連載開始予定 ・モンゴル日記:不定期連載中 その他国内旅行も随時upしています*
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ダーと二人だけの ”修学旅行” 半日で世界遺産を巡る プチ☆奈良の旅です BGM付きで読み進めたい方は 上の画像をクリック 萬葉植物園 世界遺産である春日大社の広大な敷地の一角にある 春日大社の神苑 昭和7年に万葉集に縁の深いこの地に 昭和天皇の御下賜金を頂き、 約300種類の萬葉植物を植栽し、開園しました 萬葉植物とは その名が示すように 日本文化が誇る「万葉集」の中で歌われた 四季折々の草花のこと むらさき かたくり おおがはす・・・ 万葉名で詠まれた植物の8割以上が ここに標本として、できるだけ自然に近い形で 植えられているのです
ただ、残念ながら訪れた日に 花をつけていた植物は 目にすることはできず 代わりに、園内で鮮やかに咲き誇っていたのは 花菖蒲群 ここには”野花菖蒲”と呼ばれる すべての花菖蒲の原種となる菖蒲が 植えられています まぶしい日射しの中でも この紫の濃淡はまこと涼やか 園内のあちらこちらに こうした花菖蒲たちを愛でることができる場所が 設けられています ただ、万葉集に歌われているのは サトイモ科の菖蒲(歌の中では菖蒲<あやめ>草)のことで 花菖蒲はアヤメ科に属するもの ややこしいのですが 花菖蒲は万葉集の中には 登場しないそうです そしてもう一つ この時期ならではのものが ”あじさい” なんとも可憐ながくあじさい達 園の入り口から最も奥まった場所に ひっそりと咲いていました むろん、あじさいも万葉集の中で歌われています 紫陽花の八重咲く如く弥つ代にを いませわが背子見つつ思はむ(しのはむ) 作者:橘諸兄 あじさいが幾重にも咲くように あなたさまがもいついつまでも長生きしてくださいませ あじさいをみるたびにあなたさまのことを想いましょう 広さ9000坪の庭の中央には 600坪の池があり、その中央のご神域には イチイガシの老巨木があります この神木の先に池に突き出すように 造られているのが浮舞台 この浮舞台では 5月5日(祝)、11月3日(祝)と春秋2回、 奈良時代より絶えることなく 雅楽・舞楽が「萬葉雅楽会」として奉納されます 日本古来からの文化でありながら なかなか触れることの少ない古典芸能である雅楽に 親しみをもてるようにとの想いをこめて 春日古楽保存会・南都楽所により奉納されます 春日大社の社紋は ”藤” そのため、この萬葉植物園には 20品種・200本もの藤の木が植えられている 回遊式庭園の”藤の園”があります 既に藤の花の季節は終わっていましたが 満開の時期には きっと多くの人々が訪れることでしょう しかもこの藤の園では かなり低く造られた藤棚が造られているため 他とは違う、藤の楽しみ方が出来そうです 古典や日本史の中に登場する 万葉集 正直、ほとんど覚えてないけど・・・ でもここを訪れてみて 万葉集に登場する草花って こんなにも小さくな草花なの って改めて 日本人の細やかな感性に 驚きと尊敬の念を抱きました こういう場所で古典の勉強したら より一層、和歌が身近に感じられるんだろうな 大人の修学旅行 まだまだ続きます 話はかわりますが ちょうど季節柄、ブログお友達のところでも あじさいの写真がたくさん見られます こっちだと三室戸寺が有名 5年前に行ったけど 見事な咲きっぷりに感動しました 今年は行けなかったけど、来年は行きたいな *プチ☆奈良の旅vol.1 春日大社*
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