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カテゴリ:小説・漫画
ダウスに堕ちた星と嘘 薬屋探偵怪奇譚/高里椎奈
リベザルが感情を殺していたのは、秋と黒木が薬屋を去ったためだと思ってました。 公園の怪異を調べて欲しいという依頼が秋に届き、必死に犯人を隠そうとするリベザル。 そんな重いモノを、ずっと抱えてたなんて。 斑女は、リベザルに意地悪で、甘えすぎ。 サクラダリセット 4/河野裕 痛かった。 青い鳥の世界をモチーフにした、信じ切っている世界を一旦壊し、また作り直すのが。 ケイは菫を桜田の外に逃がすために夢の世界を利用し、菫は秘密を抱えてほほ笑むだけ。 春埼はリセットによって、大切なものを失ってしまった。 どうか春埼が、失ったモノを取り戻せますように・・・。 ランジーン×コード 3 禁じられた記憶/大泉貴 ロゴがダリと融合して手に入れた「力」。 人の手に余るからと手放してしまったけど、ロゴの母と対面した時、使わずにすむのか・・・。 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 8/伏見つかさ 黒猫と京介のラブラブで終わるかと思ったら、ラストでこんな顔になった(゚Д゚) これ・・・続きどうするんだろう・・・。 ついでに、甘栗さんが読んでる最中、「黒猫可愛いよ黒猫」とうるさかったことを 書いておきます(--; 手紙/東野圭吾 強盗殺人犯の弟の物語。 両親が居ず、弟を大学に行かせたいために強盗を働き、たまたま居合わせた老婆を 殺してしまった兄。 頼れる人も居ず、周りの人間は関わりを持ちたく無くて距離を置く。 犯罪者の家族は、何も悪くないと頭で分かっていても。 実際にそばに居たら避けてしまうか、思いきり気を使ってお互いに気まずいことに なってしまいそう。 主人公の直貴を関わりを持つ人間の中に、どれだけ自分の姿を見たことか。 関係無いですが、これを読み終わった時に樹木 希林さんのインタビュー映像を見て、 なんだか複雑でした。 彼女もいわれのない被害をこうむるのかな、と。 子どもたちは夜と遊ぶ (上)(下)/辻村美月 冒頭からしばらく、遠回りしてるような感じがして、なかなか読み進めれませんでしたが、 途中から登場人物の魅力にぐいぐい引っ張られて行きました。 小さい頃に別れた兄に会いたいために、殺人ゲームに加担することになった浅葱。 骨組みが我孫子武丸さんの某小説とそっくりで、まさかオチまで一緒だとは思いませんでしたorz ただ、我孫子さんの描く犯人は殺人を楽しんでたことに対し、こちらは加害者であり被害者。 大切なものを守るために大切なものを奪う矛盾に苦しみ、最後に取った行動のおかげで、 ずいぶん印象も変わってましたが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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