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カテゴリ:日々それこれ
昨夜高校の説明会にいく途中、時間が結構押してていて、遅れそうだった。
旦那君は職場からそちらに直行してるはず。遅れてどうということはないにしろ、遅れることがいやなことは確か。 いつもより速めに運転する。子供を乗せるようになってから、もっぱら安全運転だ。 このままいけば大丈夫かもと思った時、 信号機の点滅が見えた。ラッシュアワーを過ぎた時間帯の列車だ。 予感的中。長い長い貨物列車だった。Uターンして避ける車が隣を通り過ぎる。彼がたぶん間に合っているだろうとあきらめて、待つことにした。 星も見えない冬の夜空と長い貨物列車。 この世にたったひとりその時を待つような気になってなんだか寂しい。 思った。 これが、昔、昔の頃、大好きだった人と一緒の車の中では、 この時が永遠に続いて欲しいと思っていたのだろうな。 ここに旦那君と居たら、仕事の話とか子供の話とか彼の夢の話をしてるかしら。愚痴ってたりして。(笑) 子供たちと居たら、何台貨物が連なってるかのguessingゲームになって、数える声でうるさいに違いないだろう。 同じものを見るにしても、その時の自分の状況で、ものがいろいろかたちをかえて現れる。それと同じで、人によって、同じものを見ても、違うものを見て、感じることがあって当然だろうと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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