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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:日々それこれ
この頃私の髪のカットはチャイニーズのグロリアさんにお願いしている。
彼女のご主人は医師だ。お医者さんの奥さんだったら、普通左団扇で暮らしていそうだが、彼女はご主人と出会う前にヘアースタイリングの修行を積んで、子供が二人産まれてもこの仕事が好きでずっと続けているらしい。 お金持ちが買い物に行くことで有名なデパートに入っているヘアーサロンで長年働いて、昨年独立して今の店を持ったらしい。 アジア人にとって、アジア人ではない人に髪を切ってもらうこと程、とんでもない事はない。旦那君の髪は濃い茶色で、他の白人と比べてストレートで硬い方に見えるが、それでも断然私の髪よりやわらかいと思うし、そして量も少ない。以前ユダヤ人の女の子で背中の真ん中ほどもあるフワフワの長い髪をしていた子の髪を頼まれて、毛先をそろえてあげた事があった。さわって、びっくり。そのやわらかさと少なさに。フワフワに騙されてはいけない。 そういった人達を扱っている人にはわからないのだ思う。アジア人の髪。 日本人の知り合いが結構有名なヘアーサロンでヘアーカラーとカットをしてもらった。ダークブラウンにして欲しいとお願いして、出来上がったのが赤茶色。驚く彼女に、 ”黒い髪にはこんな色のほうがいいと思ってそうしたわよ~。いいでしょう~。” ショックに打ちのめされた彼女を見かねたご主人がビゲンヘアカラーの”黒”で染め直した。そして、彼女は漆黒の髪でしばらく暮らすことになったのだ。とどめに、カットはサザエさんのわかめちゃん。 グロリアさんは上手かな? とんでもないことはされないだろうと云う安心感があるから上手。 お客さんはアジア人が多いが、もちろんコケージョンも来てるらしい。(どうして、白人の人は自分を”ホワイト”って云わないんだろうね?) お店は新しくてきれいなのだが、象印の湯沸かし器があって、紅茶を入れてくれるそのマグカップは花模様。またカップの内側は茶色にくすんでたりしてなんだか懐かしい。 今度はカラーにおいで、フェイシャルもやってるからどうかと結構プッショが強いけど、それを軽くかわして店を出る。 髪の長さは絶対に変えないでと何度も云っていて良かった。それぐらいでちょうどなのだ。 前より、5cmは短くなってる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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