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カテゴリ:日々それこれ
誰にでも苦手なものがあるだろうが、私のそれは蛇である。
幼き頃、友だちと花を摘んで遊んでいた。 時が経つにつれ、ルンルンお花を摘みましょうから、どっちがたくさん摘めてるかの暗黙の競争が始まっていた。 身の軽い私は、岩をこえて、のぼって、手には断然友だちより多い花束が出来つつあった。 いい気になって夢中になっている私にその子が、 ”へび~、へび~”と笑いながら走り去ろうとするではないか。 みえみえの策略にでたねえと無視して摘み続ける。 しかし、その子は半分笑い、半分泣き状態でこちらを指さす。 居た。足元に、居たのです。 真っ黒のとぐろを巻いたあの方が。 我が家には蛇の抜け殻がいたるところに見られる。 まず、朝、娘の部屋に行けば、 パジャマのボトムがまあるくなって床に鎮座されている。 昨日履いたジーンズもその丸さを保たれないにしても、それに近いかたちで残っている。 その横にはミニスネークの抜け殻?靴下が小さな丸のかたちをうまく残して恥ずかしそうにジーンズの横に添えてある。 息子Jが帰ってくると、大蛇のように堂々と豹変した抜け殻、ジャケットが床に落ちる。 旦那君は黒い蛇の抜け殻、二足、キッチンテーブルの下に産み出すのを得意とする。 みんなどうしてわからないのよっ!! 私は蛇が大嫌いだって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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