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カテゴリ:日々それこれ
昨夜長男Jと久しぶりにバトルをしてしまう。
ピアノの練習。 やはり人間やりたくないことをやるのは誰でも嫌なことだろう。Jにとって、ピアノはまさにそれだ。と、いうか全て自分にとってイージーでは無い事になると俄然騒ぎ出すタイプだと思う。私にそっくりだ。 宿題にしても、パッと閃いて解らない、イコール、【絶対解らないこと】になってしまうのだ。ゆえに、どんなに説明しようと彼のチンプンカンプンな論理で反論してくるため、いったん騒いで心内のフラストレーションを出さないと何も受け付けられなくなる状態になる。 ピアノがそれだ。 まず、とりかかるまでが大変、大変。 始めようと思う1時間ぐらい前に、もうすぐ練習するからね、と予告を入れる。それで時間になって、「練習」宣言。騒ぐ。「もう、レッスンに連れて行かないからね」の脅しでようやくピアノの前に座る。全く集中しない弾き方で、音符さえもまともに見ようともしない。もちろん、怒る私。「ここもう一度、弾きなさい」、「右手だけでやってごらん」、「ママのカウントで弾いてみて」この全てに本人のなぜそれをしなくていいかの言い訳がこちらに返ってくる。「とにかく、やってごらん」を一徹してジッと待つ。これ以上彼の言う事につきあうとこちらもキレそうだからだ。 そして、昨日は久しぶりにキレた。 「外に出なさーいっ」 彼の腕をつかんでドアに向かい始めたら、末っ子のJFが泣き出す。 そのJFにJは、 「ドントウォーリ、ママはそういってもこの冬の寒いなか息子を外に出す訳がないから」 と余裕たっぷりだ。 「やめた、ママもうやめたからね、寝るーッ」宣言をして部屋に退場して彼をどうやってギャフンとさせるかの対策を練りたかったが怒りで頭が働かず、 「練習のたびにこうなるんだったら、もうやめよう。練習しないことはレッスンがないってことだから金曜日は先生のところにいかないんだから」 で始まって、余分だが、 「あなたには全てがそうだよ。難しいことはすぐ投げ出すんだから、今は子供の立場だから、何でも誰かのせいにして言い訳が出来るけど、大人になったら誰も責めることは出来ないんだから。ママが自分の思う通りにならないからって、ママのママのせいにして喚いてることって聞いた事無いでしょう!!わかってるー!!」 ここまで自分で言いながら、その言葉がそのまま自分に跳ね返ってくるようだった。気まずくなって、勝手にしなさいと言い残し、家中の電気を消してJFを連れてベッドルームに入った。 するとJがピアノの練習を一人でし始めたようだ。もちろん、間違っている。フラットを見逃してる。 終わって『おやすみ、ママ」と言いに来た。 「おやすみ」 今朝は、なるべく私の手をかけないように気を遣っている様子が見える。 クールを失った私もいけないので、彼をハグ。 「ピアノのレッスン行ってもいい?」と送っていく車の中で訊くJでした。 家で練習を必要とする習い事は末っ子のJFにはさせたくないと思ってる私です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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