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カテゴリ:日々それこれ
子供はプレジデントデイのためお休み
長男の友だちが遊びに来てくれた おかげで 長男も末っ子も楽しく 過ごし こちらも借りて来た本を読むなどしてゆっくり時が流れる アラン・セイ ご存知ですか 彼は16才で日本からアメリカに来た 日本人を描く絵本作家 それも心の奥にあるうつくしい日本を きょう読んだのは "Music For Alice" ダンスが大好きで育ったアリス 結婚後 戦争勃発 ご主人と収容所に送られる運命になるところを さとうきび畑で働くことで逃れ 後 オレゴン州の砂漠に近い土地に報酬の少ないジャガイモ、たまねぎを育てた しかし研究熱心なご主人はその土地にグラジオラスの栽培を試み 成功する が "What good is success if we can't enjoy ourselves?" そのグラジオラス畑を手放す そしてアリスは ご主人の病死を迎えた アリスはもうダンスをすっかり忘れたかのだったが もう一度 そのグラジオラスの花で埋まっていた思い出の土地を 30年振りに訪ね そこには その グラジオラスの鮮やかな色は無く 住んでいた家も廃屋に近い それは初めてその土地に来た時と同じ荒れた姿を見せていた その廃屋をゆっくり一回りする 「もう一度ダンスを踊りたい」 アリスに忘れていた気持ちが蘇る こんな物語を読むと自分は老後どうなるのかなあとぼんやり思う このアリスの遠くを見つめる目 何を見てるんでしょうね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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