フレディ.マーキュリー
昨年Queenの3枚組ベストヒットを買った。急に聴きたくなって。子供達はびっくりしてた。なぜなら、母(私)はロックが嫌いで通っているからだ。別にロックと敬称されるもの全部じゃなくて、特に最近の低いビートだけ妙に響くようなあれがイヤなのだ。それが、David Bowieに引き続いてQueenのCDも買ってしまったから。長女Eは、”ママ~、ミッドライフクライシス~”とちゃかすが、Jは、サッカーの試合の前に、”WE WILL, WE WILL, ROCK YOU"を聴いて気合いを入れ、友だちが車に乗ると聴かせたがる。それで、今朝の車の中は、"RADIO GA GA"でスタートした。JFのおしりが揺れている。それを見て笑う私と目が合ったJFは怒ってしまったが、見ない振りをしてたら、また揺れてた。コタツに入って友だち3人で聴いてたQueen。中学生の当時をフッと思い出す。無知な私はベイシティ.ローラーズの方が優れていると思ってた。賢い友人が冷たく”レベルが違うのよ”と言い放ったが、まさに彼女は正しかった。フレディ.マーキュリー。亡くなってしまったが、彼の凄いところは歌のイメージになりきれたことだろう。そのイメージしたものに自分を昂揚し、なりきった自分を疑わず、王者或いは悲劇のヒーローになりきって歌えたところじゃないだろうか。エンターテイナー、アーチストになるべくしてなったのだろうな、彼。あのような人はそうそう出てこないと思う。歌いっぷりの良い彼と共に、子供達の送り迎えをして、1日を終えようとしてる。