怯える長男
コヨーテじゃないんです。長男は日曜の午後私とアメリカのサッカーリーグの決勝戦を見ていたのだが、近所のBくんが外で遊ばないかと誘いに来て、外へ出た。このBくんには5年前引っ越して来たばかりの頃は苦労させられて長男はBくんのとった行為のためにあごに10針も縫う怪我をしたり首をひねられたりして2度も緊急病院へ行った。しかしここ2年ぐらい長男もBくんを適当にあしらう術を身につけたこととそのBくんもいろんなカウンセラーの効果があったのか暴力的な行動が収まって来たようで(自分の飼い犬の横腹を蹴っ飛ばすような子だった)外でテニスラケットで遊んだり、バスケットボールをするには全く問題がなくなってきていたいつでも体を使って遊びたい長男は誘われてすぐに家を出たのだったしばらくしたら長男が緊張した面持ちで帰って来て、「ナッシング」とは言うが様子がおかしい。聞くとBくんが近所の売りに出されている家のオープンハウスへ行って「ピンポーン」を鳴らして走り去ったとのこと。一緒に遊ぶつもりだったからBくんにくっ付いて行った長男はそれを見て一応「やめろよ」と言ったらしいが、Bくんは再びそのオープンハウス宅に戻って「ピンポーン」をしたのだ。2度目のピンポーンでオープンハウス担当の不動産の男性がもの凄い剣幕で家から飛び出て来てBくんと長男に怒鳴り散らしたらしいその不動産屋は「エス・エイチ・アイ・ティ」や、もっと凄い言葉も交えて怒っていたらしいこれまで長男は誰にもこんな風に怒鳴られた事がなかったので感情高まって説明出来ないくらいになっていた「あの人はなんだか悪い人のような気がする、ママ。どうしよー、ウチに来たら。アイ・アム・ソー・スケアード」と泣き崩れる。(笑)確かにBくんのしたことは感心出来ることではない1度ならともかく2度も「ピンポーン」は頭に来る事だろう。そのBくんと一緒にいたから長男も同罪に見られても仕方なかった。しかし、、、そんなに酷い言葉でなじって子供を叱るって、どうなんだろう?「サッカーの試合をずっと見てたらね~、こんな事にならなかったのに」つい、言ってしまう。長男はすっかりめげて怯えた日曜の午後を送る事になってしまったのだが義母宅で前の晩に吹き荒れた強風で柳の木の枝が、かなり大きな枝が、庭に落ちてしまった、どうにかしてのSOSコールがあり、出掛けていた旦那も調度帰って来た時だったので「僕も手伝う!」と勇んで出掛けたのだった。3時間ぐらいの作業だったのだが、後で旦那に聞いたらもくもくと作業に勤しんでいたそうだ、長男。帰宅した長男は"I needed to get away from here. I was so scared, I needed somethig to take my mind away from that guy"やはり長男は体を動かして感情をコントロールするタイプなんだなあ事情を知らない旦那は長男がもの凄く良く働いて感心だ~と言っていたが(笑)事情を知って、「大人がそんな言葉を使って子供を叱りつけるのは辞めて欲しいなあ」と私と同じことを言っていた。長男には「その人が家に来たらママがちゃんと話をするから大丈夫」と伝えてはあるがきょうも学校から帰って来て「まだあの人のことが怖い」と言っている。(笑)