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カテゴリ:学位工場 Degree Mill
「ニセ学位、国立大医学部教授も 昇進時、経歴に採用」
繰り返しになるけど、「今さら」だ。あえてご本人のHPには リンクしないけど、記事でとりあげられている人物は Made in Degree Mill の学位を保持している国公立大学教授として 「業界」では十分に広く知られていた。 ただ、「今さら」というよりは、そもそもなぜ問題になるの? と、違和感をおぼえる内容があったのでちょっと書いてみる。 文科省の担当者は「採用(昇進)の際は大学側は意識を持って 調査してほしい」とコメントしているらしいけど、大学側は 「業績が優れているため昇進が認め」「処分などは考えて いない」とのこと。(ちなみにアメリカだったら即クビ。) 教授選考では「(1)業績(2)博士の学位がある(3)教育 の経験がある--の3条件を総合的に判断する」とのことだけど、 今回の件に関しては結果的に(2)は空文だったってこと だよね。つまりそもそも昇進時の条件として入っていないのと 同様だったってことは、「意識を持って調査」する必要もない わけだし、その対象ともならないと思えるんだけど・・・。 まあ、ようするにいかにも日本的なこの「総合的に判断」って のがくせ者ってことなのかな。言い換えれば「何でもあり」 ってことなんだよね、これって。 さて、もう一つ。 「『世界で活躍する日本人アスリート』ランキング」 イチローや松井、松坂がランクインしてるらしいけど、 なんとなく違和感。来年は控えにまわる程度の松井が ランクインしてるのにもストレートな違和感を感じるけど、 そもそも野球って、アメリカと日本、あとは韓国と台湾 くらいで流行っている世界的に見れば極めてローカルな スポーツなわけで、彼らは「世界で」というよりは 「アメリカで」活躍してるに過ぎないんじゃないだろうか。 これって重箱の隅つつきすぎ? そういえば「世界で活躍する」と松井で思い出したけど、 (ちなみに松井は日本で思われている程アメリカでは知られ ていない日本人の典型的な例であるのにではないのに対し、 例えば大食いの小林尊は少なくとも松井よりはアメリカ人に 知られているように)アメリカでは少なくともアメリカ メジャーデビューしたはずの宇多田ヒカルよりは知られて いる(といってもNYローカルか?)日本人バンドと 組んで知り合いのアメリカ人の兄弟がやってるバンドが、 今度CDを出すらしい。 ハードパンクだから個人的趣味ではないんだけど、場合に よってはCDを日本でも発売すると言ってたから、 とりあえずこれからどうなるかは気になる。(ジャンルが ジャンルなだけに、インディーズ止まりなのかなぁ。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 26, 2008 02:35:05 PM
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