カリスマ経営者が大学名変更、私財で学部新設へ
京都学園大を京都先端科学大に改称。オーナーが私財100億円を投じ、「東大、京大に次ぐ水準の大学を目指す」そうだ。100億円ってすごいと思うかもしれないけど。日米大学(もしくは海外の有力大学)の資金力の差をご存知だろうか。
たとえば自分のアメリカの出身大学の今年度の歳入(営業収益)をちょっとチェックしたら2800億円だった。年間の寄付金額は170億円。上記大学の100億円の投資はピンポイントだろうけど、2800億円や170億円は毎年発生している額だ。
もちろん学生の人数や、そもそも予算がどれだけ有効活用されているかも問題だろうけど、そういう問題が霞むくらい、日本とアメリカの大学ではそもそも予算規模が違いすぎて比較にならないと思っている。
もちろん中国やシンガポールの先進大学への投資も日本の大学への投資とはすでに比較にならない。