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カテゴリ:食生活
昨日は、ある方にお誘い頂き、
美味しいフレンチを堪能してきました。 3日程前からその食事用ワイン選びを愉しんでいらっしゃり、 前日早くに自らワインを持ち込まれ、 いざ、当日を迎える。 こういった事を本当に楽しんで、しかもスマートにされる方は 日本人ではとても少ないと思います。 その日のメニューは、シェフがワインに合わせたもの。 ま、それだけワインが主役なんでしょう。 ちなみに、そのワインとは、ボルドーの 『シャトー・グランピュイラコスト』 1996年もの。 既に11年なので飲み頃というより この年のものがなかなか手に入り難いと、ギャルソンも言ってました。 シェフも張り切ったそうです。 早速前菜から赤ワインを頂くことに。 実は正直、まだ酸味が強く、タンニンが残る感じがあり「?!」と、 それをすかさず、「デキャンター」に注いで頂くことにし その後はじっくり空気に触れた事で、やわらかい口当たりで頂けました。 アミューズは、 マグロをさっと炙ったものに、オリーブオイルの半身を乗せ、 ハーブの入ったクリームソースを添えたもの。 ほんの一口がもったいなくて、なかなか口の中に入れられない! でも~パクリ ・・・やわらか~い♪ そしてオリーブの酸味と塩味が マグロ(大トロクラス)の脂の美味しさを牽きたてる。 前菜は、 フォアグラ用に飼育した鴨肉に、そのフォアグラを巻き、 パイで包んだ一品。 ボルドーに合わない訳ない。 そこで、絶品のスープに出会います。 男爵のポタージュ。 ポテトプディングが真ん中に浮き、チップスがあしらわれてる。 プディングを崩しながらスープを頂くと、 これまでふくんだ事無いくらい素敵な食感が・・ しかも後味がくどくない! 「シェフは今朝から男爵を蒸しておりました」 とのこと。 煮込んでるわけじゃないんだ。。 どおりで色も綺麗だし 口当たりもイイわけだ そして、お待たせしましたっ!(誰も待ってないって・・) メインのフィレステーキ! 宮崎牛のミディアムレアに、トリュフソースをかけたもの 丹波の黒豆リゾットの上には紫芋ピューレをパスタ状に練りだし ソテーしたものが乗せてある。 間違いなく、美味しい。 これが、このワインにとてつもなく合いました! 柔らかいんだけど、適度に肉臭さを残した和牛は 生トリュフ(であろう)を細かくカットしてあるソースに絡み 噛むほどに口角が緩むほど。 お肉を頂いた後に、ワインを口に含むと 今まで感じなかった芳香が上ってくる。 「うわ・・・おいしい・・!」と思わず口に出た。 う~ん。。旅先も幸せだけど、 美味しいもの食べるのも、超幸せです。 さて、この後は、少しウォッシュタイプのチーズを2、3種頂いき エスプレッソで〆る。 余韻は、ソーテルヌのデザートワインで。 はぁ~、ご馳走さまでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月16日 18時51分50秒
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