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Precious Precious

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2008.10.18
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カテゴリ:いろんなお茶
 土曜日の朝はいつもどおり起きてまたまた仙台へ。恒例となりつつあるルピシアのお茶会です。実は今日出勤日でありましたが、休みを取って参加しました。仕事よりお茶を取るせれすてぃあです。
 10月のテーマは「中国茶器で味わう烏龍茶」中国茶はあまりに奥が深そうで足を踏み入れていない世界です。あの急須にお湯をかけるのがやりたくて仕事を休みました。

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ウェルカムティーはハロウィン限定の「いもくりかぼ茶」


 ルイボスティーベースでホントにかぼちゃ、さつまいも、くりがゴロゴロ入っています。飲み口はさっぱり。甘いミルクティーにして飲んだら美味しそうです。


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 始めに茶器の説明を簡単に受けました。水切り器みたいなのは「茶盆」というのですね、初めて知りました。木製と陶製があります。


◇実演&実践1◇ 蓋碗(ガイワン)でお茶をいれる

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 蓋碗は使い慣れるまで扱いがむずかしそうです。茶葉は5gが目安だそうで、お湯の量は碗のこのくらいまで、ととてもわかりやすい。蒸らしが1分というのはティーポットでいれるよりお湯が少ないから?蒸らした後は茶海と呼ばれる片口のピッチャーみたいな入れ物に注ぎ切ります。茶海もいろんなものがありました。これはみんなに見えやすいようにガラス製。この茶葉はコロコロしていて「貴妃茶」という烏龍茶。99年の台湾大地震ので壊滅した茶園で自然に生まれたお茶だそうです。聞香杯で香りを楽しみます。フルーティーでいい香りでした。なかなか稀少でもう在庫がないそうです。

 では実践。「台湾桂花烏龍(タイワングイファーウーロン)」というキンモクセイをブレンドした烏龍茶と、「茉莉茘枝(モーリーリージー)」という緑茶とジャスミンの工芸茶。工芸茶はガラスポットの方が楽しめるかもしれませんが、お椀でパーッと開いた様子もキレイです。使った蓋碗はルピシアオリジナルの有田焼のもので、後から唐草模様の中国らしいものも見せてもらいました。ルピシアのは高さがあるので注ぐのがより難しい感じがしました。


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◇実演&実践2◇ 茶壷(チャフー)でお茶をいれる

 ちっちゃくてかわいい急須のような茶壷でいれてみます。茶葉は5g、お湯はなみなみと注いで泡立ったらフタでとってから蒸らします。陶器はガラスや陶磁器より温まりにくいので、外からもお湯をかけて温めながら蒸らすのだそうです。茶葉は25g3,500円という「古式龍眼焙煎 東方美人」龍眼の炭で焙煎したお茶なのだそうです。

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 さっきの蓋碗でいれるのは向かいの席の方にやっていただいたので、今度は自分がいれました。紅玉(「こうぎょく」ではありません、読み方忘れた)という台湾紅茶で25g1,500円という高価なものです。

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 熱湯かけたばかりなので、茶海に注ぐとき、フタが熱くてこぼしてしまいます。こういうとき茶盆って便利。かなり渋くなってしまいました、みなさんに不評だったもよう。スタッフもこれは茶葉の量と蒸らし時間に見直しが必要だとおっしゃっていました。烏龍茶はやわらかい味わいのものが多いですから。もうお一方は「港口茶(ガンコウチャ)」という烏龍茶をいれました。


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スタッフがいれたお茶でティータイム。
貴妃茶、古式龍眼焙煎 東方美人、杉林渓(シャンリンシー)烏龍春摘みの3種類です。


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いつも楽しみな美人パティシエールさんのお菓子。
「水仙」という烏龍茶を使ったパンナコッタ  黒糖ぐるみ  かぼちゃの種と松の実のクッキー


 中国のお茶受けはナッツとか種が多いので、それを使ったそうです。黒糖がからめてあるくるみは香ばしくてお茶がどんどん進みます。レジメに書かれている実習のほかに、東方美人を茶壷でいれさせていただいたので、ここぞとばかりに何煎もいれました。みなさん手を出さないので一人でガンガンいれて勧めてしまいました。5煎くらいいったでしょうか、紅茶と違って1杯が少ないので結構いけるのです。だんだん味が強くなっていくのが感じられました。パンナコッタは本当にお茶の味がしてものすごく美味でした。

 蓋碗はそれだけでお茶が飲めるのでとっても便利。急須として使う場合、蓋碗は口が広がっているので香りが立ちやすいそうです。一方、茶壷は保温性に優れているとのこと。それぞれ特徴があるのですね。同じ茶葉で試してみたらおもしろそう。
 一つ一つのお茶について感想がないのは、お茶の種類が全然わからなくて余裕がなかったためです。茶殻もちゃんと見られなくて惜しいことをしました。それぞれは香りも味もいいなあと思えるのですが、台湾茶なのか中国茶なのか、人工的なフレーバーがついているのかどうかってのもわからなくて1人パニックでした。あとから、全部ルピシアだより10月号の台湾茶だってことを知りました。春摘みの烏龍茶はとても爽やかで美味しかったです。

 お土産はパンナコッタに使われていた「水仙」と「ライチ烏龍」でした。やっぱり家では紅茶かなあと思いましたが、仙台には中国茶専門店がいくつかありますので時には趣向を変えて、時間がたっぷりあるときに行ってみたいです。台湾茶は全くわからなくて大変でしたが、ルピシアのお茶会はいろんな種類を試せるのがいいところ。明るくて親切なスタッフも素敵です、なぜか美人さんばっかり。来月のお茶会はできるかどうか怪しいとのこと、ぜひお願いします。12月はないそうなので、これで最後にならないよう今年中にあと1回でもやってほしいです。

 お腹いっぱいにはなりましたが紅茶と違って飲む量が少なかったため、この後カフェはしごしました。追ってアップします。






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Last updated  2008.10.18 22:02:52
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