プロ野球マスターズリーグ07-08シーズン最終戦
123456789RHE大阪ロマンズ3300100007111札幌アンビシャス00150302×11151今日のアンビシャスは、勝てば文句なし、負けても42点以上というあり得ないメガ点差で負けない限り優勝という試合。それでもやはり勝って優勝を決め、2万人を超える観衆の前で胴上げしたいところ。しかしアンビシャス先発佐藤義は先頭福間を四球で歩かせると続く南牟礼は三振に打ち取るものの3番佐々木にタイムリーツーベースを浴び、5番八木、6番村上眞にも安打を打たれ初回3点を失う。その裏のアンビシャスは三者凡退。2回も先頭南渕にライト前へ運ばれ、エラーも絡んでこの回も3失点。マウンドを降りる。3回裏、エラーによる出塁から9番松本がタイムリーツーベースを放ち1点を返す。アンビシャスのピッチャーは有沢、松沼と継投。ロマンズ打線を沈黙させる。4回裏、ロマンズのピッチャーが中田に代わると単打、四球、単打で満塁となり、若松が冷静に四球を選んで押し出しの1点を得る。ここでピッチャーが柴田に代わり、打席にはこの回の表からマスクを被った吉永。まさかの満塁ホームランを放ち、一気に同点に追いつく。しかし5回に1点勝ち越され、再び追う展開に。6回裏、この回から登板の野田に連打を浴びせ、吉永が再びライトスタンドへ運び3ラン、一挙に逆転、2点を勝ち越す。その後アンビシャスは津野、新浦、横田と継投し、ロマンズの反撃を許さない。8回にも2点を追加したアンビシャスは最後のアウトを藤城・加藤のバッテリーに任せ、16時10分、最後の打者村上隆を三振に打ち取り2年ぶり3度目の優勝を決めた。勝ち投手は津野、2回を投げて被安打1の無失点。負け投手は野田で1回、被安打3で3失点。今日はファインプレーも多く、マスターズリーグでしかもホームランの出にくい札幌ドームでホームランが2発も出、面白いダブルプレーもあって見ごたえのある試合だった。個人的に一番面白かったのは6回表、ファースト上川が1人で併殺を成立させたプレー。ファーストランナーはレフト前ヒットで出塁の有田。続く福間の打球はファーストゴロとなり、捕った上川がすぐさま有田にタッチしてアウトにし、そのままファーストベースを踏んで打者走者福間もアウト。スコアつけながら、思わず「おもしれー!」と笑ってしまった。いい試合で、アンビシャスが優勝して、ついでにわたくしがJRAにつぎ込んだ500円は1320円になって帰って来て、なんだかいい日だった。野球の神様と競馬の神様、ありがとうございました。