X-ファイルの摩訶不思議
私はケーブルテレビのFOXチャンネルでX-ファイルを毎回観ているのですが、新シーズンの展開が奇想天外で理解不能な内容で毎回驚いています。主人公のモルダー捜査官が異星人に誘拐され、死体で発見された、と思ったら埋葬して3ヶ月で生き返ったという内容、明らかにモルダーファンを意識しているとしか思えません。モルダーはこのドラマの「顔」ですから、完全に降板させてしまってはドラマが成立しないのでしょう。それから新捜査官ドゲットは毎回、「骨折り損のくたびれもうけ」的な思いをしているような気がします。モルダー不在のX-ファイルで奮闘してきたにも関わらず、常識人であるがゆえにドラマでは浮いた存在になってしまう。そして、モルダーは初対面のドゲットをいきなり突き飛ばし、モルダーの危機に助けに来ても「うるさいハエ」呼ばわり・・。モルダーは一流大卒という設定(演じるデビッド・ドゥカブニーもイェール大卒で、俳優になる前までイェール大学で教鞭をとっていたそうです)で、対するドゲットは高卒で海兵隊出身のたたき上げ(演じるロバート・パトリックは大学中退して俳優を志したそうです)、そんな背景もあってか、モルダーはドゲットを少し見下しているように感じてしまいます。今後この二人がどうなっていくのか気になります。年の近い男同士意気投合してくれればいいのですが・・・。理想例 スカリー:モルダー、ドゲット、そこで何話していたの?モルダー&ドゲット:男同士のヒ・ミ・ツさ(笑)スカリー:もう、意地悪なんだから・・・でも、いいわね、男同士って(笑)