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テーマ:アニメあれこれ(27207)
カテゴリ:*私の宇宙戦艦ヤマト ・ 星の吟遊詩人
(追記あり)
星巡る方舟は 1つのエピソードを気軽に楽しめる まさに2199らしい作品だったと思います。 劇場版規模の内容とは思いませんでしたけど(爆) 私の中では すでに追憶の航海で完結していました。 あらためて私の気持ちです(追記あり) それにしても上映期間の短さには 率直にダっさ~と思った。 (わずかながら23日までの所やこれから上映される館もあります) 全国上映といっても限定されていたので そんなものなのかもしれませんけど 実写版が結構長かったのと 年内は大掃除を優先したかったので 年明け過ぎにでもとのんびり構えていたら 残りわずかと知り 慌てた慌てた。 *ここから方舟の細かいことを書いたのですが長くなったため今回は省きました* 戦闘場面では2199の美点でもあるスピード感が活かされ それは良かったですが キャラの作画が雑過ぎて驚きました。さすがにここまで酷いとは思わなかった。 40周年記念の劇場版なので それなりに質が向上すると思っていた。 完結編以前の劇場版は 物語や設定などは個々の作品によっていろいろあるも 全体的にはアニメーションの枠を超えた 一流の質の高さとスケールの壮大さと 創り手のプライドが漂う まさにカリスマ級の総合芸術だった。 それが劇場版ヤマトシリーズとして当り前のように観てきたので 唖然としましたけど いかなる制作側の事情があろうとも これが今のアニメ界の鏡ならば 私は西崎ヤマト時代で本当に良かったとあらためて思います。 映画館でヤマトの世界感に全身で浸れた喜びと余韻はそれなりに残っても やがて消えてなくなり 何かが残ることはなく キャラクター達に生身の体温を感じなかったのが2199だった。 これまで観続けられたのは 何度も書きますが 音楽や効果音 ヤマトというブランドとイスカンダル編だったからです。 私の目に映る宇宙戦艦ヤマト2199は アニメーションという枠に収まってしまった カリスマ級のオーラと波動エネルギーを失った作品。 そして本編は 宇宙戦争ガミラス物語。ヤマトはヤマトの姿をした 2199という名の宇宙戦艦。宇宙戦艦2199。 まるで全身整形したように激変した 私がふざけて宇宙戦艦ニシザキとする復活篇や キムタク実写版でさえ 宇宙戦艦ヤマトだった。 それでも2199の中で 唯一 観たあとの印象と余韻がまったく違ったのが 追憶の航海でした。同じ作品でも舵取りが違うとこんなにも次元が変わるものなのかと 驚愕してしまった。 私は追憶の航海を 評価します。 監督が別の方になったことには関心はありながらも 追憶には期待が抱けず ゆえにぎりぎりまで迷い 1回しか鑑賞できなかったので 見落としている場面もあると思いますし なによりも追憶の素材はあの本編だったため 仕方ない面も多く その意味でもオリジナル版がさらに際立つ思いでしたが 加戸監督とお会いしてお話を伺ってみたいと思わせたほど 心地良い余韻を残しました。 私にとって宇宙戦艦ヤマト2199は この一作だけで充分だわ。 まるで2199に対する いまだ疼く悔しさと無念が 追憶によって少しでも晴らされたような それこそ ざまあみやがれと叫びたくなるほど 清々しかった。 このように思わせる作品ができるとは想像もできませんでしたので 劇場では1回しか航海できなかったことを 後悔しています。 何事も人の評価ではなく 自分の目や耳で確かめることが大切。 いずれにせよ 両作ともに評価が大きく分かれる結果になりましたが 続編を考えての方舟のことでしょうから 次回作からは 総監督と脚本 キャラデザインも一新していただきたい。 その時はその時で また賛否が大きく分かれるでしょう。それでも追憶のように 舵取りが違っていたら 2199もまったく違う作品になったかもしれない そう思うと残念です。 そして2199は まさに2世達による作品だったと思います。 隔世遺伝のように作品から距離が開いた人間達が創った リメイクヤマトが観てみたい。 カリスマ級の作品をリメイクする場合に大切なことは 適度な距離感と同時に 幅広い知識と経験とともに 節度と品位を守ることは 受け継ぐ立場としての最大の礼儀であること 心底 実感しました。 2199では(も)実に様々な視点 側面からたくさんのことを学びました。 それは感謝しています。 peace & harmony of I お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 26, 2015 07:28:50 AM
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