心の留め金を外して

今日　３月８日１６時３７分に、父が亡くなりました。

臨終には、姉と私と娘が、立ち会いました。

眠るように、静かに、安らかに、旅立ちました。

娘は「じじ、ばいばい」と言って、手を振っていました。

彼女には、何かが見えたのでしょうか。

「苦しいの？」ときくと、「苦しくない」と言う。

「ここ（病院）の食事は、おいしいんだよ」と、嬉しそうに笑う。

お見舞いに来る人には、「ゆっくり休んで」と気を遣う。

強くて、優しくて、なかなかハンサムな父を、誇りに思います。

肝臓ガンでしたが、長く苦しまなかったのが、救いでした。

明日がお通夜、明後日が告別式です。

殆ど最期まで、意識があったんですよ。

私は、精一杯、感謝を伝えることができたので、満足です。

お父さん、こんなに暖かくて、気持ちのいい日に旅立てて、

よかったね。お母さんと一緒に、ゆっくり休んでください。