心の留め金を外して

[家族] カテゴリの記事

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• 結婚～相手の自由な空間を尊重すること～

  １０年前、私達は教会で結婚式を挙げました。その時の神父様のお話がとてもよかったと参列者の既婚の友人が言ってくれました。当の本人は、舞い上がって、全然覚えていなかったので、いつかビデオで振り返りたいと思っていました。ビデオをどこにしまったのかわからないまま時は過ぎ、父が亡くなって、実家の片付けをしていた時、父にプレゼントした結婚式のビデオが見つかりました。結婚１０周年の記念にみよう！と、ワクワクして持ち帰り、記念日を少し過ぎてから、みてみました。自分と相手を縛り付け、完璧さを求めるのではなく、その人だけがもっているよさを尊重し、育てあい、相手の自由な空間を尊重しましょうというお話でした。結婚して月日が経ち、この話を振り返って、しみじみこんな風にありたいなぁと思ったので、神父様が引用された、結婚についての話をシェアしたいと思います。音声が聞き取りにくい部分は○にしています。もしかしたら、聞き間違えもあるかもしれません。欠けた部分があっても大筋は伝わると思うので、少し読みにくいですが、アップします。子どもが小さい今の時期に自由な時間をもてることに改めて感謝です。今は、つれあいに自由な時間が少し不足していると思うので、週末、私の講座がない日はたくさん釣りに行ってもらおうと思います。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝あなた方二人は一緒になり、それでいつまでも一緒なんです。共に過ごした月日を死の白い翼が散らしても、あなた方は一緒なんです。誠に静かな神の○○のうちにさえも、あなた方二人は一緒なんです。しかし、それほど一緒の二人の間にも自由な空間をおきなさい。そして、そこに天からの風をそよがせなさい。愛しあいなさい。しかし愛が足枷にならないように。むしろ二人の魂の岸辺と岸辺の間に動く海があるように。お互いの翼を満たしあいなさい。しかし、同じ一つの杯からは飲まないように。お互いにパンを分け合いなさい。しかし、同じ塊を食べないように。一緒に歌い、一緒に踊り、ともに楽しみなさい。しかしお互いに相手を一人にさせなさい。ちょうど○○の弦がそれぞれに楽を奏でるように。お互いに心を讃えあいなさい。しかし、自分を預け切ってしまわないように。なぜなら、心というものは○の生命の○だけをつかむ。一緒に立っていなさい。しかし、近づき過ぎないように。なぜなら、神殿の柱はそれぞれ離れて立ち樫の木と杉の木は、お互いの陰には育たないからである。

  April 16, 2007

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• あれから１年経ちました

  今日は父の命日です。１年前の今日、父は亡くなりました。今日みたいに暖かくて、春の始まりを感じさせる日でした。お父さん、お母さん１年前の私は育児休暇中だったけど、今は復職して、仕事も軌道にのってきました。家族もみんな元気です。この１年、ひたすらいろんなことを片付けながら、駆け抜けてきたような気がします。お父さんは、直接私には言わなかったけれど、私達が家を持たないことを最期まで心配していたんだね。よいご縁に恵まれ、あなた達の愛に支えられて、家を持つことができました。もうすぐ引越しです。安心してね。昨日お花を買い忘れた私は、今日は帰宅が遅くなるのでつれあいにお花を買って、父母の写真の横に飾ってくれるように頼みました。家族ってありがたい。帰り道、運よく、花屋さんがまだ開いていたので、私も花を買いました。母のイメージのピンクと、父のイメージのパープルのお花。帰ったら、とてもかわいらしいお花が、写真の両脇にシンメトリーに活けてありました。つれあいが、子供達とあれこれ相談しながら選んだのかなあと、その光景に思いを馳せました。

  March 8, 2007

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• 涙のクリスマスイヴ～家に別れを告げた日～

  ３月に他界した父の家の売却が決まり、今日が引き渡しでした。昨日は、私が生後間もない頃から結婚するまで住んでいた家にきょうだいで別れを告げてきました。母は私が高校生の時に亡くなりましたので、末っ子の私が結婚してからは、父が一人で暮らしていた家です。主のいなくなった家は急速に老朽化が進んでいました。部屋の空気は重く、次々と蘇ってくる思い出に、胸が苦しくなりました。父が出張や旅行に行くたびに買って来てくれた世界の人形がずらりと並べられたガラス棚、家族で寄せ書きした母へのバースデーカード、（私の名前は家族の代筆。まだ赤ちゃんだったから、家族の誰かが書いてくれたのでしょう。）父が愛用していたオーバーコート、帽子、杖。父が毎日記録していた家計簿が何年分もとってあり、お気に入りレシピを集めたスクラップブックには父の筆跡で丁寧な覚書が書かれていました。堅実で、几帳面で、家庭的な父はこの家で頑張って生き抜いたのだと改めて思いました。リビングに飾ってあったサンタクロースのロウソクとクリスマスツリーを家に持って帰って、我が家のクリスマスパーティーの食卓に飾りました。両親が一緒に祝ってくれているような気がしました。寝る前に子ども達にこんな話をしながら涙が溢れました。一緒に泣いて抱きしめてくれる息子、顔を近づけ、キスしたり、頭を撫でてくれる娘。子どもたちとのお留守番、クリスマスパーティーの準備を引き受けてくれたパートナー。ありがとう。あなた達、家族に支えられています。大切な人を亡くした時、寄せてはかえす波のように深い悲しみが繰り返し訪れるけれど、その度に味わい尽くして、笑顔で乗り越えていこう。私と家族が、元気に、楽しんで生きていくことが両親の喜びだと思うから。お父さん、お母さん、命のバトンは孫達がしっかり受け取って、走り始めています。

  December 25, 2006

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• まずは、慣れることから

  復職４日目。娘の熱が下がって、15、16日は１日働けました。今日はまた熱が上がって、午後からお迎えでした。本調子になるには、もう一息といった感じです。私自身の身体も、色々サインを出しています。軽い喉の痛み、だるさ、身体の痛みなど。ホメオパシーを利用して乗り切っています。親子とも、環境に慣れるために必要な過程なのだと思います。初めて１日勤務した日は、パートナーが夕食を作ってくれて、帰宅後子どもたちとゆっくり過ごすことができました。想像以上に疲れていたので、本当に助かりました。復職したら、早起きして夕食も作ると意気込んでいたのですが、とてもとても。今はそこまでは無理です。これから復職する方、復職してまもない方は、夕食は買ってきたり、誰かに作ってもらったり、あまり気合入れずに、身体を労わることをお勧めします。先は長い、そのうち慣れてきて、できるようになるから大丈夫です。日常の家事を分担することが、女性が仕事しながら子どもを育てるための秘訣だと思います。（分担する相手は、パートナーに限りません。祖父母やアウトソーシングなども考えられますね）父親が育児休暇をとるのは、まだハードルが高いですが、できることから、やりやすいことから、日常の家事を分担してみるのがいいと思います。ちなみに、パートナーは元々家事能力が高い人ですが、子どもが病気の時に休むとか、子どもの遠足に一緒に行くとか、定期検診や予防接種に連れていくといった母親色の強い対応は話し合いと経験を重ねるうちに、だんだん担ってくれるようになりました。できることから始めて、徐々にできる範囲を広げていけたらいいですね。

  May 17, 2006

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• 満開の桜の下で、ベビーカーを押しながら

  家の近くに、桜がきれいな場所があります。娘をベビーカーに乗せて、桜の下を歩きました。５年前、生後２ヶ月の息子をベビーカーに乗せて、父と姉と、ここに桜を見に来た時の記憶が蘇ってきました。あの頃、父は電車を乗り継いで、家に遊びに来てくれて、家の近所をよく散歩したものでした。だんだん足が悪くなり、それもできなくなって、残念そうでした。時は流れても、桜の美しさは変わらず、心に残るものなのですね。これからも、ここの桜を見るたびに、父のことを思い出すだろうと思います。父も、この桜を、天国から見ていてくれるでしょうか。先日、父がお世話になったケアマネージャーの方に、姉とご挨拶に行ってきました。父は彼女に、私たちのことをよく話していたそうで、「自慢のお子さん、お孫さんでしたよ」と言っていただいて、嬉しくて、胸が熱くなりました。明日から、いよいよ旅行です。両親の写真を持っていきます。旅行好きだったお父さん、グアムははじめてかしら？たまには、孫とリゾートもいいよね？ゆっくり、のんびりしてきましょう。

  April 2, 2006

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• 思いがけぬ返信

  ３月１１日から始めた３行日記。書き始めて１０日後に、パートナーから返信がありました。３行日記を始める時、彼に「返事を書いてくれてもいいよ」と言ったのですが、「オレ、交換日記とか苦手だから」との返答。まあ、私が書いて、読んでくれればいいと思っていたので、思いがけぬ返信に、びっくりしました。私の日記が、爽やかに通り過ぎる風のような日記とすると、パートナーの日記はもっと熱いものでした。自分が子育ての中で大切にしていることが、熱く書かれていました。こんなことを考えているんだな～と、しみじみ思いましたね。私の目から見ると、子ども達に、厳しい父親である彼。それも、子育てにおいて大切にしていることを実践する上での試行錯誤だったんだな。会話は消えてなくなるけれど（もちろん心には残るけどね）夫婦のコミュニケーションを、文字にして残せるのは、時がたって、役立つこともあると思います。読みたければ、成長した子ども達にも読んでもらおう。これからも、パートナーは週に１回ペースで書き込むそうです。次はどんなことを書いてくれるのかな。さりげなく、私の存在を認めてもらったような、嬉しさを感じた出来事でした。

  March 24, 2006

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• 姉と旅行にいきます

  姉と、私の子どもたちとの旅行の計画をたてています。姉は親友のような、母のような存在です。歳は１６歳も上なので、子どもたちも成人しています。父が入院する前に、私の育休中＆息子の春休み中に旅行しよう！行くなら、近場の海外がいいよね！と盛り上がって、来週出発する旅行を予約していたのですが、父の病状が悪化し、亡くなり、事後処理が色々あって、疲れもでているので、延期しました。運よく、４月３日からの旅行を予約することができたので、旅行が好きだった父の写真をもって、グアムに行ってきます。子ども二人連れ、赤ちゃん連れの海外旅行は初めてですが姉が一緒にいてくれると心強いです。ともに頑張ってきたので、張り詰めた心を解放して、たくさんおしゃべりして、リフレッシュしてきたいと思います。育児休暇中の海外旅行、一度は行ってみたかったんですが、パートナーは赤ちゃん連れの海外旅行に乗り気でないので、諦めていました。それが、姉と話していたら、意気投合して、あっという間に決まってしまって、びっくり。ちょっと見方や方法を変えれば、見事にwin-win の関係にはまって実現できることもあるんだなと思った出来事でした。楽しみです～♪

  March 16, 2006

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• ３行日記始めました

  父の棺に手紙を入れました。手紙を書きながら、色々な思いが蘇ってきて、涙が溢れました。日頃から、もっと思いを伝えればよかったと思いました。父を送ったとき、家族が心の支えになってくれました。そばにいてくれるだけで、勇気づけられました。父の死をとおして、毎日家族に思いを伝えること、家族を大切にすることの必要性を強く感じました。この思いを形にしていくため、３行日記を始めました。私から、家族への手紙です。私の気持ちや、子どもの成長、出来事などを、パートナーに向けて、毎日３行程度、書いています。決まった場所に置いておいて、パートナーに読んでもらいます。もっと大きくなったら、子ども達にも読んでほしいな。この日記は、産後クラスの友人のアイディアです。彼女が書いていて、いいですよ～とおしえてくれたので、早速取り入れてみました。直接言いにくいことも、日記になら書きやすいし、パートナーの反応も良好です。

  March 13, 2006

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• 石の役割が終了

  先日、日記に書いたパワーストーンの携帯ストラップが、壊れてしまいました。父が亡くなった直後の病室で、娘が触っていて、切れて、ばらばらになってしまったのです。ショックというより、こんな時に、こんな場所で切れることは何か意味があるのだろうと感じました。作成者の方にご相談したところ、これはストラップの役割が終了、または、石たちがストラップの持ち主の身代わりになったことが考えられるそうです。ひょっとして、父が漠然とした不安で前に踏み出せない私をサポートしてくれているのかもしれないと言われ、きっとそうなんだなと思っています。これからは、父が、私たち家族を暖かく見守り、サポートしてくれるから、石の役割は終了したのでしょう。石にはそれぞれ役割があって、その役割を全うできることが石の幸せであり、持ち主にとってもよいことなんだそうです。ストラップをお見せできなくなったのは残念ですが、父が一緒にいてくれることは、何よりも心強いし、とても嬉しいことです。

  March 12, 2006

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• 眠るように、静かに、安らかに

  今日　３月８日１６時３７分に、父が亡くなりました。臨終には、姉と私と娘が、立ち会いました。眠るように、静かに、安らかに、旅立ちました。娘は「じじ、ばいばい」と言って、手を振っていました。彼女には、何かが見えたのでしょうか。「苦しいの？」ときくと、「苦しくない」と言う。「ここ（病院）の食事は、おいしいんだよ」と、嬉しそうに笑う。お見舞いに来る人には、「ゆっくり休んで」と気を遣う。強くて、優しくて、なかなかハンサムな父を、誇りに思います。肝臓ガンでしたが、長く苦しまなかったのが、救いでした。明日がお通夜、明後日が告別式です。殆ど最期まで、意識があったんですよ。私は、精一杯、感謝を伝えることができたので、満足です。お父さん、こんなに暖かくて、気持ちのいい日に旅立てて、よかったね。お母さんと一緒に、ゆっくり休んでください。

  March 8, 2006

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• あたりまえだと思っていたことが

  穏やかな日曜の午後です。息子はパートナーとでかけています。自転車に乗って、スイミングとサッカーに行きました。私は娘とお留守番です。今日は男同士、女同士で過ごしています。ピアノの自動演奏を聴きながら、掃除していたら、父がクラシック音楽が好きだったことを思い出して、涙が出ました。私もクラシック音楽が好きです。最近、特にそうですね。癒されるなあと感じています。泣いている私を見て、不思議そうな顔で笑いかける娘。あなたがそうやって笑ってくれるから、お母さんは力がでます。このごろ、よく思うことは、あたりまえだと思っていたことが実はあたりまえではなかったんだなということです。私にとって、父がいること、父がしてくれることはあたりまえのことでした。でも、あたりまえではなかったんだなと思う。今は、父がいてくれたこと、父がしてくれたことすべてが、本当にありがたいことだったなと思います。目を開ける力もなく、殆ど反応がない父の手を握って、ありがとう、ありがとうと語りかけています。たくさんの愛と感謝で、送りたいと思います。

  March 5, 2006

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• 親孝行ラストスパート

  父の容態が急速に悪化しており、病院に通っています。先週末は、群馬の夫の実家で、父からプレゼントされた雛人形を飾って、賑やかに、娘の初節句をお祝いしてきました。最近読んだ横森理香さんの「母を送る、母に贈る」は、心の支えになり、とても参考になりました。あれもこれもしてあげたかったという思いはあるけれど、私も、精一杯の親孝行ラストスパートをしています。母を高校生の時に亡くした私にとって、父は母親代わりの存在でした。二人で暮らしていた期間もあったので、衝突やけんかなど、苦い思い出もあるけれど、それ以上に、きらきらと輝く思い出がたくさんあります。横森さんの本に習って、こういう状況だからこそ、楽しく過ごそうと思って、お見舞いの帰りに、姉とお茶して、父との思い出を、笑って話したりしています。父の病気で、きょうだいの絆が強まりました。私は、姉が一人と、兄が二人の四人きょうだいの末っ子です。両親は、私たちに、きょうだい仲良く力をあわせて、生きてほしいと強く願っていたので、きっと喜んでくれると思います。今日、父の手を握ったら、とてもあたたかでした。そして、私の手と、よく似ていることに気がつきました。

  March 3, 2006

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• いつまでも、親は親なんだな

  入院している父に会ってきました。今までの厳格で、寡黙で、ガードが固いイメージとは違って、表情や言葉が優しく、かわいらしい父になっていました。いきなり泣き顔の私を「熱があるのか？」と心配してくれました。多分、真っ赤な顔をしていたからですね。自分が辛い状況なのに、私の心配をしてくれるなんてと思って、更に泣けてきました。いつまでも、親は親なんだな。９ヵ月の娘の手を握って、名前を呼びかけて、顔をくしゃくしゃにして、喜んでいました。赤ちゃんパワーは、脳の活性化にも効くみたいです。認知症の症状が出ているのですが、今日はかなり頭がクリアになっているようでした。私は、感謝の言葉を少し言えました。こうした時間を与えてもらったことに感謝して、これからも少しずつ伝えていこうと思います。

  February 23, 2006

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• 父のために、今私ができること

  父が体調を崩しています。今日明日に、どうこうという状態ではないのですが、かなり弱ってきたな、今度は乗り越えられるかなと不安な気持ちで、落ち着きません。今まで、いくつもの大病を乗り越えてきた父。２１年前に妻に先立たれて、その後一人で生きてきた父。足が悪くなってから、急速に老化が進みました。姉の話によると、入院して、殆ど寝たきりの生活をする中で、最近は時間の感覚が揺らいでいるようです。今、私にできることは何だろうと考えました。先日、☆ｒｏｃｏ＠愛と光を送ります☆さんの日記で知ったこちらのページを読み返しました。また泣いてしまいました。読んで、いざ行動と思った時に、父が入院して、そのままになっていたことを思い出しました。明日、病院に行った時に、父に感謝を伝えたいと思います。

  February 22, 2006

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• 救急車で運ばれた

  救急車で運ばれたのはパートナーだ。早朝、急にお腹が痛いと苦しみだした。腰の裏側が刺すように痛い、冷や汗がでる、と言う。自分で救急車を呼んで、自分で救急車まで歩いて、乗り込んだ。私は立ち尽くして呆然。足が震える。縁起でもないことから、どうでもいいようなことまで、ぐるぐると頭をよぎる。もっと優しくしてあげればよかったとか。これから、一人でこの子たちを育てていくんだなとか。来週末に予定されている七五三は中止か？とか。今週末、ステーキを食べに行く計画も無理かな？とか。息子は心配して、パパは何時に帰ってくるの？と、抱きついてきた。自宅でどきどきしながら、連絡を待つ。診断の結果、尿管結石だった。点滴を打ってもらって、楽になった、もう大丈夫だと思う。と、たばこを吸いながら、電話してきた。たばこが吸えるかどうかは、元気のバロメーター。たばこが吸えれば、安心していい。尿道結石は、父も罹ったことがある。父は手術して治ったが、パートナーの尿管結石は投薬で治すようだ。ほっと胸をなでおろすと同時に、こんなことを考えた。パートナーはもともと体が丈夫な方ではない。こどもの頃から、色々病気をしてきた人だ。一緒にいることを当たり前に感じているが、当たり前ではないのかもしれない。自分の足でしっかり立たなくては。そして、もっともっと優しくしてあげよう。普段忘れている大切なことを思い出した。

  November 8, 2005

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• 飲み会参加のススメ

  たまには、パートナーや信頼できる大人にこどもを預けて、飲み会に参加するのはいいものだ。先日、保育園の先生の送別会に行ってきた。大人だけの飲み会なので、皆さんこどもを預けて単身で参加している。赤ちゃんがいるご家庭も多い。各家庭で、パートナーが赤子に泣かれて奮闘する姿が頭に浮かぶ。みんな頑張っているなあと、思わず微笑んでしまう。この機会に、パートナーに日常生活の地味な部分を体験してもらうのもおすすめだ。たとえば、食事を作って、こどもと一緒に食べるとかね。「背中を向けて料理すると泣くから、ずっと抱っこして作っていたんだ」「ベットに寝かしつけても、２０分もたたないうちに起きちゃうんだ」私が帰ると、パートナーはひっきりなしにそんな話をしていた。そうでしょう、そうでしょうと、深く頷く私。実際にやってみないとわからないものね。うちのだんなにはそんなの無理って方もいらっしゃるかもしれない。でも、ちょっと工夫してやってみるのはどうだろうか。地元で２時間なら、授乳している人も何とか間に合うし。こどもがいると、落ち着いてできないディープな会話も楽しめる。パートナーは、自分が作ったスープを息子がおかわりしたのが嬉しかったらしい。久々に料理魂に火がついて、次の日も自ら進んで、夕飯を作ってくれた。育児ストレスがたまってきている方、ぜひ一度お試しあれ。

  November 7, 2005

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