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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:ラテンアメリカ一般
我が家にはなんと4人のお手伝いさんがいる。日本だったらどこのお金持ち?って気もするが、海外ではお手伝いさん付の生活なんて珍しくない。
とはいえうちの4人ってのはたぶん多いと思う。一人はお掃除・洗濯専門。もう一人は料理専門。そのほか看護専門と休日はお手伝いさんもお休みなので休日だけ来れるお手伝いさんの計4人。な~んて、全部うちの下宿先のお手伝いさんなので私が雇っているわけじゃありません。でも、私の部屋は掃除してもらっているので楽ちんです。 ラテンアメリカに限らないと思うけど、会社で働くことができない人たちがお手伝いさんという職業につきます。会社で働けないと言うことはたいてい学歴が小卒または学校に行った事がない、そして字が読めないと人が多いです。 なので、こういった仕事で最低賃金よりも低い賃金でせざるを得なかったりします。特にメキシコではそういうパターンで、たいていは先住民族系の人たちです。 日本とは違って生まれた時点でもうすでにある程度人生のレールが敷かれてしまっている、それもマイナス方向に。そんな感じです。 日本は「字が読めて当たり前」ですが、字が読めることは「当たり前」ではないことをラテンアメリカに来て知りました。字が読めないと本当に苦労します。あ、話がそれてきたので、この話はまたの機会に。 ここドミニカ共和国に関してはメキシコより待遇なんかはいい気がします。また、お手伝いをしながら学校へ通う人もけっこういるようだし。 あと、一種の里子制度みたいなのがあって、子供を預かって食事や学費など全部負担する代わりに家事をさせるってのもあります。一見貧しくても学校に行けるいい制度のようですが、「召使」的に扱われることもあって子供の精神衛生上よくないなぁ・・と思われるようなケースもあります。 でも、それでも学校に行けないとさらに明るい未来はないので、こういう制度でもないよりはましなのかもしれません。 ちなみにうちのお手伝いさんの賃金。 住み込みで部屋付、3食付だと一ヶ月50ドルくらい。 通い(週4日)で3食付で78ドルくらいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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