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テーマ:ラテンだよ!全員集合!(251)
カテゴリ:ラテンアメリカ一般
私は現在住んでいるドミニカ共和国やドミニカ人のことが大好き。
そんな私だけど、ひとつ、どうしても受け入れられないことがある。 それは・・・。 一歩うちから外に出ると「CHINA CHAINA」とうるさいこと。 CHINAとは「中国人」のことで、男性の場合CHINOになる。 ここドミニカ共和国にはけっこう中国人が多い。台湾人も最近は多い。でも、日本人は本当に少ない。 なので、彼らドミニカ人から見れば東洋人は全部中国人となる。 誤解を生む前に説明しておくと、私は何も中国人に間違われることが嫌なわけではありません。外国人から見て中国人や韓国人、日本人区別つかないのは当然だと思う。私だって見た目だけで「この人は○○人」と100%見分けられるわけじゃないし。 なので、別に中国人に間違われようが韓国人に間違われようが特に気にはしません。 逆に日本人が中国人に間違われるのを嫌がるとき、なんかそこには 中国人に対してネガティブな感情があったりすることもあるように思える。それも悲しいことだと思う。 じゃ、なぜドミニカ共和国で中国人に間違われるのが嫌かというと、たいていの場合、CHINO(A)という表現にはやっぱり差別的感情が含まれているからです。 つまりこの国ではドミニカ人と中国人はあまり仲良くやってるわけではないのです。 だからCHINA!とドミニカ人が私に対して言うとき、友好的な態度 じゃない場合がほとんど。 ドミニカ人、中国人双方の言い分はあるのだろうけど、いずれにしても同じアジア人として、この国で中国人が歓迎されていない現状が悲しかったりもします。 仕事で中国人と深く関わったことがあって、それ以来中国人にとても親しみを感じているので、この国での中国人蔑視が悲しい。 ドミニカ共和国に限らず、ラテンアメリカではかなりの国で似たような現状なのですが、メキシコは違うのです!4年間メキシコに居てCHINA!って言われたのは本当に数えるほど。 たいていJAPONESITAです、JAPONESITA!しかもJAPONESITA LINDA(きれいな日本の女の子)ですよ! メキシコはめちゃめちゃ親日国。そして、日本人であるってのはちょと羨望の目で見られたりします。そして、もてます!あ、女の子だけの話だけど。でも、男の子に対しても親日なので、とても親しみやすいのです。 そういう国から来たので、最初、いや、今でもこの点に関してはドミニカ共和国になじめない。 どういう感じかというと・・ 歩いていると CHINA!COME CHOFAN!(日本語訳 中国人、チャーハン食いやがれ!)・・・などと言われます。ちなみにこれを言われたとき、言ったやつに「あたしはそんなにチャーハン食べない。あんたたちのほうがよっぽどチャーハンたべてるじゃん」と言い返した(笑) 実際ドミニカ人、よくチャーハン食べてて国民食なんです。 しかし、チャーハン食いやがれ!などと言われているうちはまだましかも。ニカラグアに行ったとき友人から聞いたのは、ニカラグアではCHAINA(O)! COME RATON!(日本語訳 中国人!ねずみ食いやがれ!)なのだそう。 ねずみよりチャーハンのほうがいい。あ、そういう問題じゃないか。 先日地方都市へ友人のSやんと一緒に行ってたときのこと。 バスに乗っているとちゃらちゃらしたドミニカ人の若い男の子が私の隣に乗ってきた。 最初私のことアジア人だと思ってなかったみたいだったけど、私がSやんと話しているのを聞いてアジア人だと分かったみたいでけっこうしつこく絡んできた。 あ~、うざい。と思いながらもテキトーにあしらっていたら、私同様きっぱりしたSやん。若造に一言。DEJANOS EN PAZ!(私たちのことはほっといてよ!)と言ったら、若造、静かになった。 でも、み~ちゃった。彼、ポケットにピストル持ってたんだよね~。 う、撃たれないようにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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