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テーマ:ラテンだよ!全員集合!(251)
カテゴリ:ラテンアメリカ一般
誤算話を書く前に、本日も懲りずにレシピUPです。今日はPOLLO GUISADO ドミニカ共和国で最も食べられている料理です。レシピはこちら
写真を見てもらえればわかりやすいのですが、このPOLLO GUISADOにHABICHUELA(豆の煮込み)とARROZ BLANCO(油と塩を入れて炊いた白いご飯)にサラダをつけたものをLA BANDERAといいます。BANDERAと言うのは国旗のことで、ドミニカ共和国の国旗の色である赤(POLLO GUISADOとHABICHUELA)白(ご飯)、青(サラダ・・って緑ですが)なのでBANDERAと呼ばれています。もう、ドミニカ共和国の昼食は毎日くらいBANDERAです。簡単に作れるものなので、ぜひお試しください。 さて、誤算話。 ようらくメキシコ行きがほぼ決まったのは先日の日記のとおり。が、しかし・・。大きな誤算が・・。 実は私のパスポート、2月に期限切れ。この期限が切れるパスポートは5年前にメキシコで作ったもの。なんでこのとき10年有効にしなかったのか・・今激しく後悔しているのだけど、その理由は・・。 このパスポートを作るとき、1年後に相方と結婚するつもりだったのです・・。 で、当時国際結婚の手続きとか事情に疎かったわたし。単純に結婚したら苗字が変わる=パスポートも作り直し・・と思っていたのです。なので、10年ものにする必要なし!と思ったわけです。 でも、その後、国際結婚の場合苗字は希望して変更しない限り変わらない・・と言うことを知りました。それに、仮に苗字を変更したとしてもパスポートに記載されている苗字と航空券の苗字が一致していれば別に関係ないことだったんですよね~。これは旅行代理店時代に知りました。(ただし、パスポートは身分証明なのでクレジットカードなどの名義・署名とパスポートの苗字が一致しないと問題になるケースはありますが) な~んだ。パスポート10年物にすればよかった・・と思ったのですが、ドミニカ共和国で期限切れすることがわかっていたにもかかわらず、日本で作り直さなかったのにはもうひとつ理由があったのですね。これが今回の大きな誤算。 メキシコでパスポート作ったとき「いいなぁ~」と思ったことが2つあったのです。ひとつは「安い」こと。日本円に換算すると2割くらい安かったのです。それと、「早い」こと。そりゃ~、メキシコでパスポート作る人なんてほとんどいないのですばやく作ってくれます。私の知人なんて「急いでます!」と言ったらなんと「即日発給」・・。ま、これは特別としても3日くらいで作ってもらったような気がする。日本だったら「葉書」とか提出させられて通知が来て受け取りに行く・・なんてめんどくせぇことはしなくていいのです。 そこで、ドミニカ共和国も同じに違いない!と思ったのでドミニカ共和国でつくることにしたのですが・・。 誤算その1 ドミニカ共和国はここ2年ほどの間で対ドルレートが恐ろしく変動しました。 ドミニカ共和国に来た2003年4月のレートは23から24だったのが去年の今頃には53まで暴落。暴落と言ってもドルベースで生活している私にとってはいいことだったのだけど。それで、昨年4月からパスポートの料金もほぼ倍額にUPしたわけです。でも、レートが当時のままならそれでも、まだ日本より安いわけなんですが、現在のレート。1ドル28ですよ~。おまけに物価の上昇がすさまじく、ハイパーインフレ状態。今のレートで考えるとドミニカ共和国でパスポート作るのは日本より高くなってしまいました。 ま、でもお金のことはまだいいのです。それよりも大きな問題が・・。 誤算その2 ご存知の方も多いと思いますが、2003年10月よりアメリカ合衆国に入国するとき、ビザ免除国の人間であってもパスポートが「機械読み取り」でない場合ビザの取得が義務付けられました。結局混乱を避けるため1年猶予を置いて2004年10月より実施になりました。 もちろんこのことは知っていたのだけど、「ま、私には関係ない話」だと思っていたんですよね。ところが、昨日、気づいてしまいました。 ドミニカ共和国で発給されるパスポートは「機械読み取り」じゃない!! あちゃ~。 日本で発給されるものは当然100%機械読み取り式。ところが海外の場合できる公館とできない公館がある。メキシコはできるのです。ドミニカ共和国は・・できない。当然。 別に当面アメリカに行く予定はとくにはない。ないけど、メキシコに行く予定はいっぱいある。日本からメキシコに行く場合、週2便のバンクーバー経由直行便以外全部アメリカ入国してから乗り継ぎになる。なので、乗り継ぎのためだけにいちいちビザとるなんて、気が狂います。って言うか無理です。きっぱり。それに、仮に何かあったとき日本に緊急帰国となっても週2便の直行便にうまくタイミングがあわなかったら困るぅ。と言うわけでやっぱり「機械読み取り式」じゃないと非常~に不便。 そこで、「機械読み取りじゃないパスポート」から「機械読み取り式パスポート」への切り替えは・・と思って調べてみると・・なんと100%申請料金とりやがる・・。ううう。 ここドミニカ共和国で機械読み取り式のパスポートを作るには1~2ヶ月かかるとか・・。間に合わないじゃん。しょぼ~ん。 ま、近日中にドミニカ共和国大使館の領事部に問い合わせてみますが。 結局ドミニカ共和国で読み取り式じゃないパスポートを作ったうえで日本かメキシコで切り替え・・ですな。はぁ~あ。 というわけで、海外でパスポート作る、作った方ご注意を。 ちなみにラテンアメリカで「機械読み取り式」パスポートを発給できるのはメキシコ、ペルー、アルゼンチン、ブラジルのみだそうです。 つくづく思いました。早くメキシコに帰ろう・・・。 私はマイナーな国に住むこと自体は好きなんですが、やっぱりいろいろ不便です。はい。やっぱりJAL直行便のある国に住むが第一条件ですね。JALの直行便があるということはそれだけの日本人がいるので最低限は望めるかなと。 それから、日本から戸籍抄本を送ってもらっていたのが着いたので、日本の実家に連絡をしました。で、あけてみると今までの抄本と書式が全然違う・・。「抄本」の一言もどこにも書いてない・・と言うことで不思議に思えたので実家に電話したときについでに聞いてみたら「今年から変更になった」んですね~。しりませんでした。しかも、もう「戸籍謄本」「戸籍抄本」って言わないんですね~。驚き。「謄本」は「戸籍の全部事項証明書」「抄本」は「個人事項証明書」って呼ぶんですね。ふ~ん。 日本にしばらくいないとどんどん変わっていくことについていけなくなってきてます。 ま、それはいいとして。 早くパスポートの件も一件落着にしないと落ち着きません。とほほ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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