本物は やはり違う・・・
お金持ち = ケチ という伝説 これは 間違いではないかと ちゃんぐりは 思っている ただ 女の金持ち = ケチ なら理解ができるのだが。例えば 知人A この方は お父様が一代で財を成し、会社経営も成功したので彼女は子供の頃からお手伝いさんに育てられ 家では毎日何かしらのパーティーがあり高校時代はタクシー通学が当たり前で お小遣いは制限無しのカード払いのヒト。プラダ欲しい・・・と飛行機に乗って普通にイタリアで買って帰ってくるヒト。彼女は結婚後 海外在住なのだが 「おいでおいで」と 数年に渡り本っ当に 半端なく 何度も誘ってくれるので その「おいで」の時に行ってみたら なんと 到着したその日に こう切り出してきた「この家は 自由に使って構わないし 何をしててもいいけど 食事は待ってても出てこないから。 自分で自分の分は勝手にやって。 今日みたいに 待ってても何もでてこないから。」・・・空港から直接ここまできてしまい 何も買わずにきたので勿論食事など考えていなかった。到着した日の晩御飯ぐらい 何も考えなくても良いと思っていたのだが それは随分とずうずうしい考え方だったようで、怒らせてしまったようなのだ。しかし 彼女が日本食を食べたいだろうと ちゃんぐりはスーツケースの中身の半分以上は日本食が手軽に食べられるような材料やレトルト等を詰め込んで持ってきていた。勿論 お世話になるので お土産だってしっかりと別に買っていた。結果 滞在している間中 交代で夕食を作ったのだが 明らかにこちらの出費が多大。だって、1:3なのに・・・しかも一緒にスーパーに行くとこちらが全て支払うのでガス代を含めると 滞在費だけで何十万も使う羽目になってしまったのだ。 そう 彼女は 【接待】 ということを 絶対にしない。 【接待】は されるものであって するものではないのだ。しかし 仕事柄 ちゃんぐりは 本物の方達とご一緒する機会が多かった。んー、SPがついてるような 由緒正しい家系の人とか そんな感じのね そんな中で その方達に 招待される事もあった訳だが 彼らは凄い。自分から招待したわけなのだから サービスするのは当然なのだが それが隙がないのだ。勿論 ひいてはそれが自分の評価にも値するわけなのだから、隙はある意味命取りでもある。 最後の最後まで 気持ちよく過ごせるように 至れり尽くせりなのだ。 それは 雰囲気 会話 物腰 それら全ても含まれている。下品な会話もするかもしれない。 しかし もてなす ことにおいては上品でスマート。 金持ち=ケチごく一部のヒトしか知らないが この人達は全く ケチではなく むしろその逆 でも・・・ 今気がついたが 育ちの問題かもね。これは。ちゃんぐり家なんて しょっちゅう どっかしらの家族や子供が 長くて半年滞在してたけど勝手にどこか行って遊ぶ時以外 お金は一円も払わせた事がないし 最大限できる限り もてなしていたなぁ・・・。特殊な家だったから例外だけど。(収入は少なくないが 全部慈善事業に投資してしまうので家計は火の車の貧乏子供は全員 自給自足&親戚の援助で学生生活を終えて社会に出た)やはり これは 価値観や 育ちも問題なのであろうか・・・・ そして冒頭の彼女 1ヶ月に約2回 電話で 「早くおいでよ!次はいつ?」と言うのだが正直 生活費が恐ろしいので 行きたくても行けないし 行きたくない・・・笑