G・エナンのヴァンタンとM・グロのクロヴジョ
昨日は先日のレースの反省会を兼ねて、代々木公園をゆっくり12km一緒に走って近くの銭湯で汗を洗い流してから「鰻&ワイン」梅雨の合い間の薄曇りの中、気持ち良い練習会でしたで、ワインは◇ピュイィ・フュイッセ ヴァンタン 1996 / ギュファン・エナンこのワイン、17年前に買った伝説のヴァンタンピュイィ・フュイッセのくせに8,200円というとんでもない値段今なら結構こういう価格のマコネーも見かけますが、当時は驚きの価格設定購入後3年目ぐらいに1本飲みましたが、あまりにも怪物的なお味だったので暫く封印あれから約15年・・・恐る恐る抜栓すると、コルクはまだピンピンしてます色はそれなりに色づいた黄金色。香りはキラキラした熟成ミネラル香が華やかに舞ってます味は綺麗に熟成しかけた果実味が凝縮してて美味しい余韻もしっかりしていてバランスも素晴らしいです特に甘く優しいアプリコットがイケムを連想させるそして何と言ってもマコネーなのに飛び切り上等な酸がタップリ96という特別な酸を上手く使いこなせなかった生産者がいる中で、ギュファン・エナンは凄いワインを造ってくれましたただヴェルジェ銘柄は結構PMOしちゃってるのが多いような気もしますがあ、このヴァンタン、後半10年ぐらいは寝室の冷蔵庫の野菜室保存でしたさすがにヴァンタンはありませんが ⇒ G・エナンのピュイィ・フュイッセ◆クロ・ヴージョ 1997 / ミシェル・グロジャンが引退したのが確か95年97だとまだ昔のエチケットなんですねで、お味は・・・美味しいです最初少しタニックな感じがしましたが、不思議とすぐに無くなった色はまだ若さもあるルビー色香味は妖艶でミルキーな感じが少しボルドーっぽいけどそこがまた良い果実味もしっかりあり、余韻も長~いブラインドだとドニ・モルテと言ってしまいそうなぐらい似てる気がしたそれにしても次から次へと湧き出てくる素晴らしい香りと余韻に酔いまくりでしたご馳走さま価格高騰の昨今、M・グロは比較的親切価格ですよね ⇒ M・グロのクロ・ヴージョ