お好みサッカーetc

2011年03月11日14時46分に発生した「東北関東大震災」から、一か月が過ぎました。

発生から10日間程は、社員とそのご家族の安否確認に追われ、あっという間に過ぎました。

社員とそのご家族の安否が判明するに従い、ご家族を失った社員や家屋を流失・半壊した社員のことを考えると、、、、、、
言葉が見つかりませんでした。
会社の社員53名中35名が被災、、、、乗船中の社員も自宅へ戻りたいであろうことは容易に想像がつきます。
返してあげたい、、、、、

休暇で直接被災した社員13名は全員無事でしたが、ご家族を亡くした社員も居り、自宅の被害も甚大。
交代者を用意しなければ、乗船中の被災社員は帰宅できない、、、、

3隻の船を東京湾で訪船し、話をしました。
「この想像もしなかった甚災に襲われた乗組員は、家族の安否を確認しても直接会いたいと思うのは至極当然な思い。直ぐにでも停船して自宅へ帰りたいと言う要望が出ても停めることは出来ない。。。。。。
53名中35名の被災社員全員を帰宅させると言うことは、会社経営が破たんすることでもあるが、この地震が発生したことで覚悟している。

しかし、必死に避難所でつなぎとめている命と希望を長続きさせるためには、皆さんの収入が必要不可欠であること。休暇下船中の仲間の帰る(働く)場所を死守することが、今後の復旧・復興には必要だと思う。」

と言うことを伝えました。

全員ではありませんが、「職場確保」に同意をして貰えました。
被災していない社員も休暇を延ばして応援して呉れました。。。。
みんなの力で船を動かしています。

この一カ月、必死に頑張っている社員を見ると本当に頭が下がります。
家族が避難所に居る、
自宅が流失した。。。。
仕事を続けることは、本当に簡単なことではありません。。。

心の底から、、、、
「頑張れニッポン
　頑張れ東北
　頑張れ宮城
　頑張れおらが家族
　頑張れオレ」
と言い聞かせているのでしょう。。。。

「東北魂」「Seaman's Spirit」を感じます。

「ありがとう」そして一緒に「頑張ろう」