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カテゴリ:日記
福岡市博多区竹下5丁目。昔の人は知っているあのミネシゲ着火レンタンの峯重燃料工業の工場跡地で、那珂中央公園建設予定地。
昨年6月末から発掘調査が行われていたそうだ。 これまでの調査で、弥生時代から中世までの集落や墳墓を確認。 今回特に、前方後方墳など新たな古墳群が発見され、更にその脇に沿って発見された2条の並行する溝は、これまでの那珂遺跡群や北に接する比恵遺跡群の調査から、南北1.5Kmの計画道路の側溝だそうだ。 近くの遺跡群でのこれまでの発掘調査でも、同様の溝が確認され、計画道路の存在はある程度分かっていたらしいが、今回の発掘が広範囲なおかげで、他の発掘現場よりもその幅約7メートルの道路跡がとても分かりやすいとのこと。 その計画道路が現場の北にある那珂八幡遺跡に向かって伸びているのがわかった。 弥生時代の銅戈(どうか)、銅矛(どうほこ)の鋳型も出土。 説明会の途中、みぞれも降ってきて、ちょっと寒かったですが、でかい規模の発掘現場だったので、結構見ごたえはあった。 昔はここにレンタン工場があったとのことで、その当時ここで働いていたというおじいさんが、「こんな遺跡が下に眠っているなんて、何も知らんで働きよりました。」と見学者と目が合うたびに懐かしそうに話をされていたのがとても印象的でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 11, 2007 04:53:27 PM
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