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カテゴリ:イタリア
イタリアワインは薄くて臭いのが「らしくて」おもしろかったのですが、最近はアメリカ市場のためか、甘く凝縮して適度に樽を効かしたのが多いと感じます。代表的なのがキアンティ。昔は麦わらに入ったボトルで、味は薄く酸っぱく余韻に軽く臭さがあると思っていたのですが、今ではボルドーのような味わいで熟成してくると余韻にヌカズケがでてきます。エキスパートの試験でも見事に間違いました。以来、特にトスカーナはイタリアらしくないので避けるようにしていましたが、イタリア全土で凝縮化が起こっているようです。今日もイタリア大好きインポーターさんおすすめの1本。暑くなってきたのでキリリとしたソアーヴェを頂きたかったのですが。
Battistelle Soave Classico 2012 甘い。とろり。ピーチ系。酸やミネラル、ガルガネーガの苦みはありません。南仏のこってりワインのよう。魚にはあまり合いません。おいしい、いいワインですが、ソアーヴェではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.05.13 12:17:19
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