１８の頃
独り暮らしといえば、そうそう錦町時代だ。よくある一戸建ての台所の勝手ドア（上半分半透明）が玄関。お隣さんは、玄関開けたらすぐ階段で２階へ。家賃は12000円、ボットン便所に風呂なし。4.5畳、2畳の広さ。トイレは、裏庭に出ないといけなかったので、冬寒かった。昼間でも薄暗く、畳は凹み、隙間風があって冬寒かった。（僕の青春時代）16の時、親が離婚し、その後僕は父親と２人でラーメン屋をしていたが、17,8の頃、親父とケンカして家を飛び出した。肉屋、イタリア料理屋、とにかく飯を食べさせてもらう所でバイトした。高校時代だったので、溜まり場になった。毎日徹夜でBirdや他の連中とマリオ（ファミコン）をした。でも、学校は結構真面目に行っていた。その頃初めて独り暮らしで借りたのが、このアパートだった。いつの日の朝早く、隣のイカツイおっちゃんが、ポリにぱくられ連れて行かれた。「ドンドンドン！」（朝５時頃だったか、玄関ドアを叩き叫ぶ男の声）「お～い、○○～おるのんわかっとるんや～！」「出てこい！」「開けるぞ～」（僕はすぐポリだと判った。）バコーン、ドタ！ドタ！ドタ！（階段を上がっていく。数人はいた）（耳を澄ませて２階でしゃべる音を聞いてたがよく判らない。）台所の窓を少し開け、パクられていく隣のおっちゃんの後姿を見た。。。太陽にほえろ！、西部警察の世界だった。大人の闇の世界を見た感じだった。
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