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カテゴリ:医メール情報局
コレステロール降下剤のスタチンは、想定外の効果が発揮されて 注目を集めているが、今度は胆石リスクの減少に寄与するらしいこ とが分かってきた、「米国疫学ジャーナル」誌11月号で発表された 研究だ。 ロイター電によると、症例対照の試験を行ったのは、デンマーク・ アーサス大学病院のルネ・エリクソン博士らのグループ。博士らは デンマークに住む約170万人の健康データを1996年から2008 年にわたって調べたところ、3万2494人の人が胆石と診断されて いることが判明した。さらに、これらの人の5%がスタチンを服用し ていることが分かった。 スタチン使用と胆石リスクの関連を調べたところ、少数 回の処方では少しリスクが上昇したものの、5回以上の処方になる と11%、20回以上処方を受けた人は24%もリスクが減少した。 「特効薬とは言えないが、リスク軽減は間違いない」と研究者はコメ ントしている。
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Last updated
2011.01.05 02:36:57
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