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テーマ:東京スポーツを読もう(40)
カテゴリ:カイチュウ博士の健康四方山話
植物油は本当は腐りやすいので冷蔵庫に入れておかなければ ならないのです。しかし現在「植物油」といわれている大部分は、 常温に置いていても大丈夫です。油を腐らないようにするため水 素を加えて固形化したためです。このような油を「トランス脂肪酸」 と言います。しかし、このような「トランス脂肪酸」は自然にない「人 工的な脂肪」なのです。 私たちの血管を構成している成分として脂肪が重要な働きをして います。血管壁にこの「トランス脂肪酸」が入り込むと、正常で自然 な脂肪がきても、それが血管壁になかなか入り込めないのです。そ の結果、悪玉コレステロールが増え、動脈硬化や心臓病のリスクを 高めることになるのです。この「トランス脂肪酸」は菓子などに使わ れる「ショートニング」やコーヒーに入れるクリーム、そしてマーガリ ンなどに入っています。 小売大手のセブン&アイ・ホールディングスは、このトランス脂肪 酸を含む商品を、原則として売り場に置かない方針を明らかにしま した。まずは、コンビニエンスストアなどでの自主企画(プライベート ブランド)商品での全廃を目指すということです。 欧米では食品に含まれている量の表示義務や、油脂中の含有量 の制限といった規則が始まっているのに、日本ではまだ何の規制も なされていないのです。セブンは政府の規制に先駆けて全廃を目 指すということでこの判断はほかの小売りにも影響を与えそうです。
http://dondon2.com/shop/?aid=1554&pid=181
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Last updated
2011.01.29 17:42:14
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