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テーマ:今日の健康状態は?(10617)
カテゴリ:カイチュウ博士の健康四方山話
福島第一原発の爆発事故で放射能についての関心が高まって いますので、放射能の人体に及ぼす影響についてまとめてみまし ょう。 放射線に関係する単位には、「シーベルト」「グレイ」「ベクレル」 「c p m(カウント・パー・ミニット)」の4種類があります。人が被 ばくした度合いを表すのがシーベルトです。物質に吸収された放射 線のエネルギーの大きさを吸収線量と呼び、グレイで表します。 放射性物質が放射線を出す能力が放射能で、単位はベクレル です。c p m は1分間当たりの放射線数を示します。 人間が1年間で普通に生活していて浴びる放射線量は2・4ミリシ ーベルトです。胸部CT検査では6・9ミリシーベルトを浴びます。した がって今回の事故で、福島第一原発3号機周辺で最高1時間当た り400ミリシーベルトが検出されたということは放射線量から言って も大変なことです。 しかし、放射線量は1線源からの距離の2乗に反比例して減少し ていきます。例えば福島第一原発から30キロ離れた地点の線量は 1キロ離れた地点の900分の1です。原発から250キロ離れた東 京は、900分の1のさらに70分の1で「影響はほぼ皆無」ということ になります。 一度に100ミリシーベルトを超えると、がんになる恐れがありま す。ヨウ素は甲状腺に集積しやすいため、甲状腺のがんに、ストロ ンチウムは血液を造る骨髄に集まるために白血病に、セシウムは 全身のがんにそれぞれなりやすくなります。
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Last updated
2011.12.17 14:26:31
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