「さよなら、スナフキン」/山崎マキコ
これも友達に薦められて読んだ本です。「さよなら、スナフキン」/山崎マキコ「あなたを守ってあげたい」そう思った瞬間、私は恋に落ちていたのかもしれない。 (愛されることに不器用なあなたに贈る、切ないラブストーリー)↑は本の帯に書いてある文ですがこれを真に受けて読んでみたら、イメージしていた内容とは大分かけ離れていました。人との距離がうまく測れず、引きこもりがちな大瀬崎亜紀、22歳。「このままじゃダメ人間だ!」と心機一転、バイトをはじめるも、“鬼シャチョー”にこき使われ、とほほ状態に。それでもシャチョーにほのかな恋心を抱き始める…。 ↑これは帯の裏にある内容説明。こっちを読んでおくべきだったか。313ページとまあまあの長さですが、文が読みやすいのでさらっと読めちゃいます(o^-')b。友達の話では「かなり泣いた」とのことだったけど私は全く泣けなかったです(-_-)。でも主人公のダメ人間っぷりがあまりにも自分と重なってなんだか情けなかった(T_T)。その分主人公にかなり感情移入して読めたんだけど、最後のほうになって自分と主人公の決定的な違いに気づいてしまいました Σ( ̄⊥ ̄lll)。主人公亜紀は世間一般で言うダメ人間だけど、他人を愛すことができる優しい心の持ち主。そしてSかMかで言ったらどっちかと言えばM。私はダメ人間な上に他人を傷付ける酷い性格の持ち主。確実にS。最低だ~~~ヽ(TдT)ノ 。本の中の人物はどんなにダメ人間でも結局は実存しないから許される感があるけど(しかも本の中に出てくるダメ人間って大抵ダメから脱出するよね(;一_一)。)私は実存するから本当にダメだし、しかも性格も歪んでるから救いようがない(;´Д`)。ふぅ。ぐちぐちしちゃってすみません(;一_一)。まぁ全体的な感想としては「読みやすいしわかりやすいしそれなりに面白かった」って感じかな。もしかしたらダメ人間じゃない人が読んだほうが面白いのかも(笑)。文庫版もあるよ♪619円。 人気ブログランキング登録してます。 応援クリックお願いします(^人^)☆彡